rh式血液型 意味
例文
- また、Rh式血液型でも他に珍しいタイプがある。
- 血液型については血液型#Rh式血液型をご覧ください。
- 特にRh式血液型抗原に対する免疫抗体 (IgG) の検出感度が高い。
- Rh式血液型の「Rh」は、アカゲザルの英名 rhesus macaque に由来している。
関連用語
rh 式血液型: アール-エッチしき-けつえきがた [0] 【 Rh 式血液型】 Rh 因子の有無によって分ける,ヒトの血液型。Rh 因子をもつものを Rh プラス,もたないものを Rh マイナスとする。メンデル式遺伝によって決定され,Rh プラスが優性。Rh マイナスの発現頻度は人種によって違い,日本人では0.5パーセント,欧米人では約15パーセントという。
abo 式血液型: エービーオーしき-けつえきがた [0] 【 ABO 式血液型】 ヒトの代表的血液型。1901年,オーストリアのランドシュタイナーが発見。赤血球膜上の二種の凝集原( A ・ B )の有無により分類。A ・ B ・ O ・ AB 型およびそれらの亜型に分けられる。輸血や臓器移植時の適合判断に用いる。
abo式血液型: 〖ABO system; ABO blood group〗 エービーオー式血液型
mn 式血液型: エムエヌしき-けつえきがた [0] 【 MN 式血液型】 ヒトの血液型の一。1927年オーストリアのランドシュタイナー(K.Landsteiner)とレビン(P.Levine)が,ヒトの赤血球をウサギに注射して抗血清を得る過程で発見。赤血球膜上の凝集原 M ・ N の有無により M ・ N ・ MN 型に分類。個人識別・親子鑑定などに利用される。
mn式血液型: エムエヌ式血液型
血液型: けつえきがた ◎ 赤血球表面の抗原(凝集原)の違いによる血液分類。代表的な分類である ABO 式のほかに,MNSs 式・ P 式・ Rh 式などがある。
血液型抗原: 血液型
血液型不適合: けつえきがたふてきごう ⑧ (1)輸血で,受血者と供血者との血液型の組み合わせが不適当なこと。溶血・ショックなど副作用の原因となる。 (2)妊娠時に母子の血液型の組み合わせが不適当なこと。流産や胎児・新生児溶血性疾患(胎児赤芽球症)・核黄疸などの原因になる。
血液: けつえき ② 動物体内を循環する液体の一。哺乳(ホニユウ)類では有形成分である血球(赤血球・白血球・血小板)と液体成分である血漿(ケツシヨウ)から成る。酸素・二酸化炭素・栄養分・ホルモン・ビタミンなどの運搬,免疫作用,白血球による食菌作用その他重要な生理的機能をもつ。血(チ)。
血液―: けつえき-ドーピング [5] 【血液―】 自分の血液を抜き取って冷凍保存しておき,競技の直前に自分のからだに戻し,一時的に体内の酸素量を増加させるドーピング法。
rh 因子: アール-エッチ-いんし [7] 【 Rh 因子】 ( Rh はアカゲザル(rhesus monkey; rhesus macaque)の種名から) 1940年,ランドシュタイナーとウイナーによって発見された,ヒトとアカゲザルの赤血球に共通する抗原。この抗原をもつ血液を,この抗原をもたない人に繰り返し輸血すると溶血反応を示し,生命が危険になる。
rh因子: 〖Rh factor; Rhesus monkey factor〗 アールエッチ因子
血液像: けつえきぞう ④ 赤血球や白血球の数・形・大きさ・染色性・種類別割合・異常細胞の出現などに示される血液の形態学的特徴。多くの疾患が特有の像をもち,診断や経過の追跡に役立つ。
血液学: 血液内科; 血液
血液毒: けつえきどく ④ 血液中の赤血球を破壊する作用のある毒物。ヘビ毒・ハチ毒・キノコ毒やベンゾール系薬品・ピリン剤・サルファ剤など。出血毒。