あいじゃく 意味
- 【愛惜】
(1)「あいせき(愛惜)」に同じ。
(2)〔仏〕「あいじゃく(愛着)」に同じ。
- 【愛着・愛著】
(1)〔仏〕(ア)対象を追い求めること。むさぼりの心をもって,物にとらわれること。渇愛。(イ)恋愛感情や性的欲望によって異性愛に執着すること。愛執(アイシユウ)。
(2)「あいちゃく(愛着)」に同じ。
「同じ婦人に―するなら/天うつ浪(露伴)」
- 【相酌】
給仕なしで,互いに酌をしあいながら酒を飲むこと。
例文
- 愛着(あいちゃく、あいじゃく)は慣れ親しんだ物事に深く心を引かれ、離れがたく感じる事を言う。
- 仏教における愛着(あいじゃく)は煩悩の一つであり、物欲に対する執着を指す「渇愛」と、男女間の恋愛や性欲に対する執着を指す「愛執」がある。
関連用語
あいじゃくや: 【相借屋】 同じ棟に借屋すること。相店(アイダナ)。 「士農工商こきまぜて,八百万の―/滑稽本・浮世床(初)」
あいじゃくり: 【合決り】 板の接(ハ)ぎ合わせ方で,板の厚みを半分ずつ欠き取って合わせるもの。違い接ぎ。
あい-じゃく: [0] 【愛惜】 (1) 「あいせき(愛惜)」に同じ。 (2) (仏)「あいじゃく(愛着)」に同じ。
あい-じゃくや: アヒ― 【相借屋】 同じ棟に借屋すること。相店(アイダナ)。「士農工商こきまぜて,八百万の―/滑稽本・浮世床(初)」
あい-じゃくり: アヒ― [3] 【合決り】 板の接(ハ)ぎ合わせ方で,板の厚みを半分ずつ欠き取って合わせるもの。違い接ぎ。
いじゃく: 【胃弱】 慢性的に胃が弱いこと。
かいじゃく: 【海若】 〔楚辞(遠遊)〕 海の神。わたつみ。かいにゃ。 「―の暴威は健児を呑んで/肉弾(忠温)」
さいじゃく: 【纔着】 〔「纔」はわずかの意〕 装束の裾(スソ)や下襲(シタガサネ)の裾(キヨ)をわずかに地につくほどの長さに仕立てること。
すいじゃく: 【垂迹】 〔古くは「すいしゃく」〕 〔仏〕 仏・菩薩が衆生(シユジヨウ)を救うために仮の姿をとってこの世に現れること。また,その仮の姿。特に,日本では在来の神を仏・菩薩の垂迹であるとする。 →本地(ホンジ) ; 【衰弱】 (肉体などが)衰えて弱くなること。 「神経がひどく―している」
せいじゃく: 【静寂】 静かなこと。ひっそりとしていること。また,そのさま。 「―を破る」「―な森」 ﹛派生﹜——さ(名)
ぜいじゃく: 【脆弱】 もろくて弱い・こと(さま)。 「―な構造」「―な身体」 ﹛派生﹜——さ(名)
るいじゃく: 【羸弱】 からだが弱いこと。衰弱すること。また,そのさま。 「其―なる者をして農に就かしめたりとあり/文明論之概略(諭吉)」
かいじゃくし: 【貝杓子】 板屋貝や帆立貝などの貝殻に,竹または木の柄をつけた杓子。
けいじゃくじ: 【鶏雀寺】 古代インドのマガダ国のパータリプトラ付近にあった寺。アショーカ王の創立。ナーランダー以前の仏教道場の中心地。鶏園寺。鶏頭末寺。鶏寺。
けいじゃく-じ: 【鶏雀寺】 古代インドのマガダ国のパータリプトラ付近にあった寺。アショーカ王の創立。ナーランダー以前の仏教道場の中心地。鶏園寺。鶏頭末寺。鶏寺。