あいわする 意味
あいわする ①-
【相和する】 (1)仲よくし合う。互いに調和する。 「夫婦―・し朋友相信じ」 (2)互いに呼応する。互いに合わせる。 「林の山,四面を囲(カコ)み,幽禽(ユウキン)―・して鳴く/十和田湖(桂月)」

あいわす
【相和す】 ※一※ (動サ五) 〔サ変動詞「相和する」の五段化〕 「相和する」に同じ。 「夫婦―・す」 ※二※ (動サ変) ⇒あいわする

いわす
【言わす】 (1)言うようにしむける。 「詫(ワ)びを―・す」 (2)言うままにさせる。 「すきなように―・しておく」 (3)音を立てる。 「小銭をがちゃがちゃ―・す」 →言わせる

あいわ
【哀話】 悲しくあわれな話。悲話。

いわすげ
【岩菅】 イネ科の多年草。高山の岩上や草地に生える。茎は細く高さ15~40センチメートル。夏,褐色の小穂を三~五個つけ,頂のものは雄性,下部のものは雌性で垂れ下がる。

わする
【忘る】 ※一※ (動ラ四) 忘れる。忘れようと努める。 「―・らむて野行き山行き我来れど/万葉 4344」「汝しれりや,―・れりや/平家 3」 〔主として上代に用いられた語。未然形は「わすらる」「わすらす」などの語に残る〕 ※二※ (動ラ下二) ⇒わすれ......

こいわすれ-がい
コヒワスレガヒ 【恋忘れ貝】恋の思いを忘れさせるという貝。「我が背子に恋ふれば苦し暇(イトマ)あらば拾(ヒリ)ひて行かむ―/万葉 964」わすれがい

こいわすれ-ぐさ
コヒワスレ― 【恋忘れ草】恋を忘れさせるという草。萱草(カンゾウ)の異名。「―見るにいまだ生ひず/万葉 2475」

てあいわり
【手合割(り)】 囲碁・将棋で,対局者の技量の差を補う,一種のハンディキャップ。(ア)囲碁では,互い先(セン)・先相先(センアイセン)・先および二子以上置く置き碁がある。(イ)将棋では,同段の場合の平手(ヒラテ),駒落ちでさす場合の香落ち・角落ち・飛車落ち......

たわする
【た忘る】 〔「た」は接頭語〕 忘れる。 「ぬばたまのその夜の梅を―・れて/万葉 392」

でんわする
電話する

あい・する
[3] 【愛する】 (動サ変)[文]サ変 あい・す(1)幼い者などを,かわいがる。愛情をそそぐ。「子を―・する親の気持ち」「―・する息子へ」(2)異性に心が引かれる。慕わしく思う。ほれる。「夫を―・する」「あなたを―・しているわ」(3)物事に,美しさ・良さ......

こいわすれがい
【恋忘れ貝】 恋の思いを忘れさせるという貝。 「我が背子に恋ふれば苦し暇(イトマ)あらば拾(ヒリ)ひて行かむ―/万葉 964」 →わすれがい(2)

こいわすれぐさ
【恋忘れ草】 恋を忘れさせるという草。萱草(カンゾウ)の異名。 「―見るにいまだ生ひず/万葉 2475」

しまいわすれる
【蔵い忘れる】 (1)出した物をしまうことを忘れる。 「財布を―・れる」 (2)物をしまった場所を忘れる。

あいさつをかわす
お互いにあいさつする

さいわい・する
サイハヒ― [0] 【幸いする】 (動サ変)[文]サ変 さいはひ・すよい結果をもたらす。「雨が―・して小火(ボヤ)ですんだ」「友人と一緒だったことも彼に―・した」

そわそわする
じっとしていられない; あわてる; あたふたする

ふわふわする
やわらかくなる

あいする
【愛する】 (1)幼い者などを,かわいがる。愛情をそそぐ。 「子を―・する親の気持ち」「―・する息子へ」 (2)異性に心が引かれる。慕わしく思う。ほれる。 「夫を―・する」「あなたを―・しているわ」 (3)物事に,美しさ・良さ・価値などを認めて,その物を好......

あい-せっ・する
アヒ― [1]-[3] 【相接する】 (動サ変)[文]サ変 あひせつ・す(1)互いに隣り合ってくっついている。「―・する領地」(2)付き合う。交わる。「青年がおつぎと―・するのは/土(節)」

あい-ぜんご・する
アヒ― [1]-[1] 【相前後する】 (動サ変)[文]サ変 あひぜんご・す一つの事に続いてすぐ次の事が起こる。ほぼ同時に…する。「二人は―・して到着した」

あい-たい・する
アヒ― [1]-[3] 【相対する】 (動サ変)[文]サ変 あひたい・す(1)互いに向かい合う。「川をはさんで―・する町」(2)互いに反対の立場に立つ。「―・する意見」

あい-なかば・する
アヒ― [1]-[2] 【相半ばする】 (動サ変)[文]サ変 あひなかば・す対照的な二つのものがそれぞれ半分ずつである。半々である。「賛否―・する」「功罪―・する」

あい-はん・する
アヒ― [1]-[3] 【相反する】 (動サ変)[文]サ変 あひはん・す対立する。一致しない。相容(イ)れない。「―・する立場」
