あおば-ずく 意味

発音を聞く:
  • アヲ―ヅク [3]
    【青葉木菟】

    フクロウ目フクロウ科の鳥。全長約30センチメートル。全身黒褐色で,腹面は白色に褐色の縦斑がある。夜行性で,虹彩は鮮黄色。大形の昆虫や小哺乳動物を捕食する。アジア特産で,日本では青葉の茂る五月頃に渡来する。[季]夏。《こくげんをたがへず夜々の―/飯田蛇笏》


関連用語

        あおばずく:    【青葉木菟】 フクロウ目フクロウ科の鳥。全長約30センチメートル。全身黒褐色で,腹面は白色に褐色の縦斑がある。夜行性で,虹彩は鮮黄色。大形の昆虫や小哺乳動物を捕食する。アジア特産で,日本では青葉の茂る五月頃に渡来する。﹝季﹞夏。《こくげんをたがへず夜々の―/飯田蛇笏》
        あおば:    【青葉】 (1)青々と生い茂った木の葉。﹝季﹞夏。《―して御目の雫拭はばや/芭蕉》 (2)横笛の名笛の名。小枝の生えた,平敦盛所持と伝える神戸市須磨寺蔵のものや,高倉天皇秘蔵の,別名葉二(ハフタツ)などが有名。青葉の笛。 ; 【青羽・青翅】 鳥や虫の青い羽。
        あおばえ:    【青蠅・蒼蠅】 イエバエ・クロバエなど大形で,腹部が青みを帯びた金属光沢をもつハエの俗称。
        あおばかま:    【襖袴】 狩袴(カリバカマ)の別名。
        あおばと:    【緑鳩・青鳩】 ハト目ハト科の鳥。全長約33センチメートル。背面は暗緑色,胸は黄緑色。混交林にすみ,木の実を食べる。海水を飲む変わった習性もある。アジアの東部・南部に分布し,北海道では夏鳥,四国・九州では冬鳥として渡来するものが多い。尺八鳩。
        あおばな:    【青花】 (1)ツユクサの別名。 (2)ツユクサの花からとった青色の染料。 ; 【青洟】 青い鼻汁。あおっぱな。
        あおばな-がみ:    アヲ― [4] 【青花紙】 青花{ (2) }をしみこませた和紙。水に浸して,染め物の下絵描きなどに用いる。藍紙(アイガミ)。
        あおばむ:    【青ばむ】 青みを帯びる。青みがかる。 「草木が―・む」
        あおばもの:    【青葉者・白歯者】 中世,身分の低い歩卒。雑兵。青葉武者。 「追頸(オイクビ)のしかも―を一人討ては/甲陽軍鑑(品二四)」
        あおばやま:    【青葉山】 (1)京都府舞鶴市と福井県大飯郡の境にある死火山。海抜699メートル。あおばのやま。あおばさん。((歌枕))「秋の露は移しにありけり水鳥の青葉の山の色付く見れば/万葉 1543」 (2)仙台市にある小丘。伊達氏の青葉城(仙台城)跡がある。
        あおばやみ:    【青葉闇】 「木(コ)の下闇」に同じ。
        あおば-じょう:    アヲバジヤウ 【青葉城】 仙台城の別名。
        あおば-せせり:    アヲ― [4] 【青翅挵】 セセリチョウ科のチョウ。同科中の大形種で,開張5センチメートル内外。暗青緑色で後ろばねは橙(ダイダイ)色の鱗毛(リンモウ)に縁どられる。幼虫はアワブキ・ヤマビワなどの葉を食べる。本州から沖縄まで分布。
        あおば-の-ふえ:    アヲ― 【青葉の笛】 (1) 神戸市須磨寺にある平敦盛が秘蔵したと伝える笛。小枝(サエダ)の笛。 (2) 高倉天皇秘蔵の笛。
        あおば-もの:    アヲ― 【青葉者・白歯者】 中世,身分の低い歩卒。雑兵。青葉武者。「追頸(オイクビ)のしかも―を一人討ては/甲陽軍鑑(品二四)」

隣接する単語

  1. "あおばもの" 意味
  2. "あおばやま" 意味
  3. "あおばやみ" 意味
  4. "あおば-ありがたはねかくし" 意味
  5. "あおば-じょう" 意味
  6. "あおば-せせり" 意味
  7. "あおば-の-すだれ" 意味
  8. "あおば-の-ふえ" 意味
  9. "あおば-はごろも" 意味
  10. "あおば-ありがたはねかくし" 意味
  11. "あおば-じょう" 意味
  12. "あおば-せせり" 意味
  13. "あおば-の-すだれ" 意味
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