あにじゃひと 意味

発音を聞く:
  • 【兄者人】
    〔兄である人の意。「者」は当て字〕
    兄を敬っていう語。兄上。兄様。
    「やあ孫右衛門―/浄瑠璃・天の網島(上)」

関連用語

        あにじゃ-ひと:    ―ヂヤ― 【兄者人】 (兄である人の意。「者」は当て字) 兄を敬っていう語。兄上。兄様。「やあ孫右衛門―/浄瑠璃・天の網島(上)」
        あにじゃ:    【兄者】 「あにじゃひと」の略。
        あねじゃひと:    【姉者人】 〔姉である人の意。「者」は当て字〕 姉を敬っていう語。姉上。姉様。 「あの菅笠着て来る女房,塩町の―/浄瑠璃・生玉心中(上)」
        おじじゃひと:    【伯父者人・叔父者人】 〔おじである人の意。「者」は当て字〕 おじさん。おじじゃもの。 「先度―より相撲の書た物を呉られた/狂言・文相撲(虎寛本)」
        おばじゃひと:    【伯母者人・叔母者人】 〔「おばである人」の意。「者」は当て字〕 おばである人。おばさん。おばじゃもの。 「―,御ざりまするか/狂言・伯母が酒(虎寛本)」
        おやじゃひと:    【親者人】 〔親である人の意。「者」は当て字〕 親。おやじゃもの。 「―はなんとしてゐらるるぞ/狂言・武悪」
        ちちじゃひと:    【父者人】 〔「父である人」の意。「者」は当て字〕 父を敬っていう語。
        ててじゃひと:    【父者人】 〔父である人の意。「者」は当て字〕 父を敬っていう語。ちちじゃひと。ててじゃもの。
        ははじゃひと:    【母者人】 〔「はわじゃひと」とも。「母である人」の意。「者」は当て字〕 子などが親しみをこめて母を呼ぶ語。お母さん。 「―と一緒にか/浄瑠璃・阿波の鳴門」
        じゃひ:    【邪飛】 野球で,ファウルと判定されたフライ。邪飛球。 「三―」
        あに-じゃ:    ―ヂヤ 【兄者】 「あにじゃひと」の略。
        あに:    【豈】 (1)(打ち消しの表現を伴って)決して。 「我(ア)が恋に―まさらじか沖つ島守/万葉 596」 (2)(下に反語の表現を導いて)どうして。 「夜光る玉といふとも酒飲みて心を遣るに―しかめやも/万葉 346」 ――図(ハカ)らんや どうしてそんなことを考えようか,考えもしない。意外にも。 「―,生きて再び会おうとは」 ; 【兄】 (1)同じ親から生まれた年上の男。年
        しょうじゃひつめつ:    【生者必滅】 〔仏〕 生あるものは必ず死ぬということ。世の中がはかないことにいう。
        あねじゃ-ひと:    ―ヂヤ― 【姉者人】 (姉である人の意。「者」は当て字) 姉を敬っていう語。姉上。姉様。「あの菅笠着て来る女房,塩町の―/浄瑠璃・生玉心中(上)」
        おじ-じゃ-ひと:    ヲヂヂヤ― 【伯父者人・叔父者人】 (おじである人の意。「者」は当て字) おじさん。おじじゃもの。「先度―より相撲の書た物を呉られた/狂言・文相撲(虎寛本)」

隣接する単語

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