あぶらすまし 意味
- 【油清汁】
醤油・赤味噌をすりまぜたものに,煮さました胡麻油を少量加えた煮汁。蕎麦(ソバ)などにかけて用いる。
例文
- 油すまし(あぶらすまし)とは、熊本県に伝わる日本の妖怪の一種。
関連用語
あぶら-すまし: [4] 【油清汁】 醤油・赤味噌をすりまぜたものに,煮さました胡麻油を少量加えた煮汁。蕎麦(ソバ)などにかけて用いる。
あぶらすすき: 【油薄・油芒】 イネ科の多年草。山中の草原に生える。高さ1メートル内外。長い線形の葉をつけ,茎の上部にあぶら気がある。秋,茎の頂に大形の円錐形の花穂を出す。
すまし: 【澄まし・清し】 〔動詞「澄ます」の連用形から〕 (1)「澄まし汁」に同じ。 (2)酒の席で,杯を洗うための水。また,それを入れておく器。 (3)(多く「おすまし」の形で)きどること。まじめを装うこと。また,その人。 (4)洗い清めること。洗濯や掃除。 「御―の事などせさせ奉り給へ/宇津保(国譲中)」 (5)「すまし女(メ)」に同じ。 「おほやけ人,―・長女(オサメ)などして/
あぶら: 【油・脂・膏】 (1)動物の組織や植物の種子あるいは石油・石炭などの鉱物から抽出される,水に溶けにくく燃えやすい物質。食用・灯火・減摩剤・燃料など多くの用途がある。 (2)特に,動植物の脂肪・油脂。一般に各種の高級脂肪酸のグリセリン-エステルからなる。 〔常温で液体のものを「油」,固体のものを「脂」,特に肉の脂肪を「膏」と書く〕 (3)活動の原動力となるもの。 「―が切れた」 (4
からすま: 【烏丸】 京都市を南北にはしる道路。JR 京都駅から北大路通りまでをいい,昔の烏丸(カラスマル)小路に相当する。烏丸通り。
からすまる: 【烏丸】 「烏丸小路」の略。東洞院(トウイン)大路と西洞院大路の間にあり,現在の烏丸(カラスマ)通りとほぼ同じ。 ; 【烏丸】 姓氏の一。藤原北家の一流,日野家の一門。日野権大納言資康の子豊光を祖とする。
からすま-せん: 【烏丸線】 京都市営の地下鉄道線。烏丸通りの地下の北山・竹田間,11.1キロメートル。
おすまし: 【御澄まし】 (1)すまし,気取ること。また,その人。 (2)すまし汁。
おすましや: いばり者
お-すまし: [2] 【御澄まし】 (1) すまし,気取ること。また,その人。 (2) すまし汁。
すすまし: 【進まし】 〔動詞「進む」の形容詞化〕 気乗りがする。積極的である。 「心には面白く―・しく覚ゆとも/無名抄」
すましじる: 【澄まし汁・清し汁】 (1)出し汁に醤油・塩などで味をつけた透明な吸い物。 (2)味噌汁の上澄み。
すましめ: 【清し女】 器具の洗い清めや御湯殿のことなどに奉仕する下級の女官。すまし。樋洗(ヒスマシ)。
すましや: 【澄まし屋】 気取ってまじめな顔つきをする人。おすまし。
すまし汁: ふだん食べるもの; お椀物