あまっ-た・れる 意味
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【甘ったれる】
(動ラ下一)
(「あまたれる」の転)
(1)子供などが人なつこく甘える。ひどく甘える。「―・れた声」
(2)他人の好意や援助をあてにして行動する。「そんな―・れた根性でどうする」
関連用語
あま-た・れる: [4] [0] 【甘たれる】 (動ラ下一) 「あまったれる」に同じ。
あまったれる: 【甘ったれる】 〔「あまたれる」の転〕 (1)子供などが人なつこく甘える。ひどく甘える。 「―・れた声」 (2)他人の好意や援助をあてにして行動する。 「そんな―・れた根性でどうする」
まっ-た: [1] 【待った】 (1) 碁・将棋・相撲などで,相手が仕掛けてきた手や立ち合いを待ってもらうこと。また,その時に発する語。「―をかける」「―がはいる」 (2) 転じて,進行中の動きを止めること。「発表に―がかかった」
あま-た: [1] 【数多・許多】 (副) (名詞的にも用いる) (1) 数が多いさま。たくさん。多数。「―の尊い犠牲者を出した」「女御・更衣―さぶらひけるなかに/源氏(桐壺)」 (2) 程度がはなはだしいさま。たいへん。非常に。「たぶてにも投げ越しつべき天の川隔てればかも―すべなき/万葉 1522」 (「あまる」「あます」などの語幹と同じ語源の「あま」に接尾語「た」の付いたものという)
しまっ-た: [2] (感) (動詞「しまう」の連用形に助動詞「た」の付いた語) 失敗に気付いたときに発する語。「―,金を忘れた」「―,もう五時だ」
あまっこ: 【尼っ子】 若い女性をののしっていう語。あま。あまっちょ。
あまった: 残った; 余剰
あまったれ: 【甘ったれ】 ひどく甘えること。また,そのような人。 「―の末っ子」
あまっちょ: 【尼っちょ】 「あまっこ」に同じ。
あまっ子: 阿魔っ子; 尼っ子
あまっ-こ: [2] 【尼っ子】 若い女性をののしっていう語。あま。あまっちょ。
あまっ-たる・い: [5] [0] 【甘ったるい】 (形) (「あまたるい」の転) (1) 味が度をすぎて甘い。ひどく甘い。「―・いしるこ」 (2) 相手の心をとろけさせるようだ。「―・い言葉で誘惑する」 (3) ひどく甘えた様子である。「―・い声」 (4) 厳しさ・鋭さが足りない。「―・い考え」 [派生] ――さ(名)
あまっ-たれ: [0] 【甘ったれ】 (名・形動) ひどく甘えること。また,そのような人。「―の末っ子」
あまっ-ちょ: [4] 【尼っちょ】 「あまっこ」に同じ。
た・れる: 【垂れる】 ■一■ [2] (動ラ下一) [文] ラ下二 た・る □一□(自動詞) (1) 水滴がしたたり落ちる。「水がぽたぽた―・れる」「鼻水が―・れそうになる」 (2) 一端を止められた紐(ヒモ)・布・紙などの他端が下にさがる。「長い髪が後ろに―・れている」「耳の―・れた犬」 □二□(他動詞) (1) 小便・大便などを排泄(ハイセツ)することをやや卑しめていう語。「糞(クソ)