あまねく 意味
- 【遍く・普く】
〔形容詞「あまねし」の連用形から〕
すべてにわたって。すみずみまで。広く。
「―知れ渡る」
例文
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- あまねくその名を知られるようになるだろう
- あまねく生命は 死に至りました。
- データはあまねく存在する資源で
- 総統の威光は あまねく宇宙に
- 総統の威光は あまねく宇宙に
関連用語
あまねく伝わる: 広まる; 普及する
まねく: 【招く】 (1)人を,手を振るなどの合図をして近くへ来させる。手まねく。 「子供を―・く」 (2)用意をととのえて,人に来てもらう。(ア)ふさわしい状況をつくったり,地位を用意したりして,人に来てもらう。 「外国から音楽家を―・く」「顧問に―・く」(イ)客として来てもらう。「新居に友達を―・く」 (3)当然の結果として身に受ける。 「破綻を―・く」「災いを―・く」「危険を―・く」
こてまねく: 【小手招く】 手先を振って,来るように合図する。てまねきをする。 「ともどち来よとて―・く/古今夷曲集」
こまねく: 【拱く】 ⇒こまぬく(拱)
さしまねく: 【差(し)招く・麾く】 (1)手まねきをする。 「こちらへくるように―・く」 (2)指揮をして,その向かう方角などを指示する。 「軍勢を―・く」「福音を述べて,縁ある衆生を―・くのみである/草枕(漱石)」
差しまねく: 差招く; 招き寄せる; 差し招く; 手招く; 麾く; さし招く
手をこまねく: 手を拱く
あまねし: 【遍し・普し】 すみずみまで及ばない所がない。広く行き渡っている。あばねし。 「木末(コヌレ)―・く色付きにけり/万葉 1553」
あまね・し: 【遍し・普し】 (形ク) すみずみまで及ばない所がない。広く行き渡っている。あばねし。「木末(コヌレ)―・く色付きにけり/万葉 1553」
にしあまね: 【西周】 (1829-1897) 明治時代の思想家。津和野藩医の子。通称,経太郎。洋学を志しオランダに留学,帰国して開成所教授。維新後明治政府に仕え,軍人勅諭などの起草にあたる。明六社に参加し,近代思想の紹介に努めた。著「百一新論」「致知啓蒙」など。
にし-あまね: 【西周】 (1829-1897) 明治時代の思想家。津和野藩医の子。通称,経太郎。洋学を志しオランダに留学,帰国して開成所教授。維新後明治政府に仕え,軍人勅諭などの起草にあたる。明六社に参加し,近代思想の紹介に努めた。著「百一新論」「致知啓蒙」など。
すずしさまねく-たま: 【涼しさ招く玉】 (昔,中国で燕の昭王の持っていた玉が,涼味を招来したという故事から) そばに置けば涼しさを招くという玉。「月宿る岩井の水を結ぶ手に―ぞこぼれる/夫木 9」
すずしさまねくたま: 【涼しさ招く玉】 〔昔,中国で燕の昭王の持っていた玉が,涼味を招来したという故事から〕 そばに置けば涼しさを招くという玉。 「月宿る岩井の水を結ぶ手に―ぞこぼれる/夫木 9」
まね: 【真似】 (1)まねること。また,形だけ似せること。模倣。 「大人の―をする」「泣く―をする」「―するだけでは進歩しない」 (2)ふるまい。行動。 「おかしな―をするな」「ふざけた―はやめろ」
ねくび: 【寝首】 寝ている人の首。 ――を掻(カ)・く (1)眠っている人を襲って首を斬る。 (2)卑劣な手段を用いて人を陥れる。