あやまちを犯す 意味
関連用語
罪を犯す: あやまちを犯す
あやまち: 【過ち】 (1)やりそこなうこと。間違い。失敗。過失。あやまり。 「―を犯す」「若気(ワカゲ)の―」 (2)してはならないこと。罪。 「―を認める」 (3)男女間の過失。 「たった一度の―」 (4)けが。 「近う寄て―すな/平家 4」 ――の功名(コウミヨウ) 「怪我(ケガ)の功名」に同じ。 ――を文(カザ)る 〔論語(子張)〕 失敗を改めようとせず,表面をよいように
過ちを犯した: 罪のある
小さなあやまち: 微罪
犯す: おかす ②◎ (1)法律・規則・道徳などにそむくことをする。 「法を―・す」「罪を―・す」「禁を―・す」「過ちを―・す」 (2)女性に暴行を加える。姦淫する。 「暴漢に―・される」「子と母と―・せる罪,畜―・せる罪/祝詞(六月晦大祓)」 〝可能〞 おかせる ; ぼんす 〔「ぼんず」とも〕 おかす。 「いまだ禁戒を―・ぜず/平家 10」
あやまき: 【綾巻(き)】 砧(キヌタ)で布を打つとき,布をまきつけておく棒。
あやまった: 【誤った】 mistaken; wrong.
あやまって: 【誤って】 やり損なって。思わず間違えて。うっかり。 「―花瓶を割ってしまった」
あやまっ-て: 【誤って】 (連語) やり損なって。思わず間違えて。うっかり。「―花瓶を割ってしまった」
あやまつ: 【過つ】 (1)間違える。失敗する。 「―・たず命中させた」「我,―・てり」 (2)してはならないことをする。(ア)道義や法に背く行為をする。 「(仏ノ戒ヲ)いかで―・たじと慎みて/源氏(夢浮橋)」「帝の御めをも―・つたぐひ昔もありけれど/源氏(若菜下)」(イ)人を殺す。「ちかづきけれども―・つべき気しきもなくて/平家 10」 (3)身体や器物をそこなう。また,身を破滅させる。 「
あやまり: 【誤り・謬り】 (1)正しくないこと。 「論理の―」「文法上の―」「―を犯す」 (2)やりそこない。失敗。あやまち。 「選択の―」「弘法にも筆の―」 (3)正しくない行為。特に,男女間の不倫な関係。 「いささかの事―もあらば,かろがろしきそしりをや負はむと/源氏(梅枝)」 (4)(精神の 異常。 「この人を思すゆかりの御心地の―にこそは/源氏(蜻蛉)」 ; 【謝り】 わ
あやまる: 【謝る】 〔「誤る」と同源〕 (1)自分の過失・罪を認め,すまないという気持ちを相手に伝え許しを求める。わびる。 「手をついて―・る」 (2)閉口する。まいる。恐れ入る。 「虱(シラミ)たかりにはお前方(メエガタ)も―・るだらう/笑・無事志有意」 ‖可能‖ あやまれる ; 【誤る・謬る】 (1)不適切な判断・選択・評価・行動などをする。間違える。やりそこなう。 「選択を―・
あやまれる: 【誤れる】 〔動詞「あやまる」に完了の助動詞「り」の連体形のついたものから〕 間違っている。 「―固定観念」
あやま・つ: [3] 【過つ】 (動タ五 [四] ) (1) 間違える。失敗する。「―・たず命中させた」「我,―・てり」 (2) してはならないことをする。(ア)道義や法に背く行為をする。「(仏ノ戒ヲ)いかで―・たじと慎みて/源氏(夢浮橋)」「帝の御めをも―・つたぐひ昔もありけれど/源氏(若菜下)」(イ)人を殺す。「ちかづきけれども―・つべき気しきもなくて/平家 10」 (3) 身体や器物
あやま・る: [3] 【誤る・謬る】 (動ラ五 [四] ) (1) 不適切な判断・選択・評価・行動などをする。間違える。やりそこなう。「選択を―・る」「目測を―・る」 (2) よくないことをする。道にはずれた行為をする。「―・った考えをもつ」 (3) 他人を間違いに導く。あやまちをさせる。「人を―・る言動」 (4) 約束を破る。あざむく。「昔,男,契れること―・れる人に/伊勢 122」