あらき-こどう 意味
- 【荒木古童】
琴古流尺八名家の芸名。初世~三世。豊田古童のあとを継いだ初世(古童としては二世(1823-1908))が有名。尺八の孔割を改め,歌口を改良した。
関連用語
あらきこどう: 【荒木古童】 琴古流尺八名家の芸名。初世~三世。豊田古童のあとを継いだ初世(古童としては二世(1823-1908))が有名。尺八の孔割を改め,歌口を改良した。
あらき: 【荒木】 姓氏の一。 ; 【荒城・殯】 貴人が死んでから本葬するまでの間,遺体を仮に納めて置いたこと。また,その場所。もがり。 →大荒城(オオアラキ) ; 【新木】 新しい材木。 ; 【新墾】 新しく開墾すること。また,その土地。 「湯種蒔く―の小田を求めむと/万葉 1110」 ; 【荒木・粗木】 切り出したままで,皮をはいでない木。
こどう: 【古道】 (1)昔の交通路。旧道。 (2)古代・古来の道義・方法・文化。古(イニシエ)の道(ミチ)。儒学では原始儒教(聖人の道),神道・国学では日本の古神道のこと。 ; 【古銅】 (1)古代の銅。銅器。 (2)古い銅銭。古銭。 ; 【小胴】 「小鼓(コツヅミ)」に同じ。 ; 【胡銅】 〔古くは「ことう」とも〕 青銅。また,それで作った器など。[日葡]
あらきだ: 【新墾田】 新たに開墾した田。 「―の鹿猪田(シシダ)の稲を倉に上げて/万葉 3848」 ; 【荒木田】 姓氏の一。伊勢皇大神宮の禰宜・権禰宜を世襲した一族。 ; 【荒木田】 もと東京荒川沿岸の荒木田原に産した土。茶褐色の粘土で粘着力に富む。現在は産地にかかわらず水田・沼などから産する同種の土をいう。壁土や園芸用。相撲の土俵の盛り土にも用いる。荒木田土。
あらきはり: 【新墾治】 新しく田を開墾すること。にいはり。[色葉字類抄]
あらき-かんぽ: ―クワンポ 【荒木寛畝】 (1831-1915) 日本画家。江戸生まれ。本姓,田中,名は吉。文晁派を学ぶ。帝室技芸員。美校教授。一時期学んだ洋画の技法を伝統的な花鳥画に生かし,当時の画壇に重きをなした。代表作「孔雀図」
あらき-さだお: ―サダヲ 【荒木貞夫】 (1877-1966) 陸軍軍人。大将。陸相・文相。東京生まれ。皇道派の首領。革新的反共論で青年将校に支持され,二・二六事件では同情的態度をとり,事件後予備役編入。戦後 A 級戦犯となり終身刑。
あらき-じっぽ: 【荒木十畝】 (1872-1944) 日本画家。長崎県生まれ。本名,悌二郎。荒木寛畝の養嗣子。花鳥画を得意とする。芸術院会員。代表作「寂光」など。著「東洋画論」など。
あらき-だ: 【新墾田】 新たに開墾した田。「―の鹿猪田(シシダ)の稲を倉に上げて/万葉 3848」
あらき-としま: 【荒木俊馬】 (1897-1978) 天文学者・教育者。熊本県生まれ。京大教授。京都産業大学を創設。
あらき-の-みや: 【殯の宮】 遺体をしばらく安置しておくための仮の宮殿。もがりのみや。ひんきゅう。「―に坐(マ)せて/古事記(中訓)」
あらき-の-ゆみ: 【荒木の弓】 荒木で作った弓。「―のいまだ削りをさめざるを押し張つて/盛衰記 22」
あらき-はり: 【新墾治】 新しく田を開墾すること。にいはり。 [色葉字類抄]
あらき-りゅう: ―リウ 【荒木流】 (1) 馬術の一派。祖は荒木志摩守元清。室町末期に興る。 (2) 柔術の一派。祖は荒木無人斎秀縄(ヒデツナ)。拳法・小具足・捕り手・居合などの術を総合している。室町末期に興る。無人斎流。
おおあらき: 【大荒城・大殯】 「あらき(荒城)」を敬っていう語。 「―の時にはあらねど雲隠ります/万葉 441」