いしがに 意味
- 【石蟹】
海産のカニ。甲は暗青色で,甲幅6センチメートルほど。第四歩脚はひれ状。東京湾以南の岩礁にすむ。
関連用語
ひしがに: 【菱蟹】 海産のカニ。甲はほぼ菱形で,幅約5センチメートル。はさみ脚が異常に発達し,その長さは約15センチメートル。甲とはさみ脚には大小の疣(イボ)状突起がある。全身淡赤紫色。食用になる。本州中部以南に分布。
やしがに: 【椰子蟹】 オカヤドカリ科の甲殻類。甲長約13センチメートル,体重は1キログラムを超える。陸生のヤドカリだが腹部を貝殻に入れない。全身紫褐色。幼生は海で育つが,成体は空気呼吸のできる鰓室(サイシツ)をもち,ヤシやタコノキの生える海岸に穴居して,果実を食う。蒸し焼きにすると美味。与論島以南の熱帯太平洋とインド洋の島々に分布。マッカンガニ。マッコン。
いし-がに: [0] 【石蟹】 海産のカニ。甲は暗青色で,甲幅6センチメートルほど。第四歩脚はひれ状。東京湾以南の岩礁にすむ。
しがにっかい: 【四河入海】 抄物の一。笑雲清三(シヨウウンセイサン)編。二五巻。1534年成立。蘇東坡(ソトウバ)の詩の注解。瑞渓周鳳(ズイケイシユウホウ)・大岳周崇(タイガクシユウスウ)・一韓智翃(イツカンチコウ)・万里集九(バンリシユウキユウ)の四人の説に自見を加えて集成したもの。
たかあしがに: 【高足蟹】 海産の巨大なカニ。甲長約35センチメートル。長い脚を伸ばすと3メートル近くになる。世界最大の節足動物。全体に赤褐色で,脚に黄色の縞模様がある。食用。魔除けとして家の入り口などに飾る地方がある。日本,太平洋近海の特産。シマガニ。
ざりがに-いし: [4] 【蝲蛄石】 ザリガニの胃の中にある米粒大の炭酸石灰質の分泌物。俗にオクリカンキリといって医薬に用いた。胃石。
ざりがにいし: 【蝲蛄石】 ザリガニの胃の中にある米粒大の炭酸石灰質の分泌物。俗にオクリカンキリといって医薬に用いた。胃石。
いしがき: 【石垣】 沖縄県南西部,石垣島からなる市。八重山諸島の行政・経済の中心地。パイナップル・サトウキビを栽培し,畜産も盛ん。 ; 【石垣】 (1)石を積んだり組んだりして築いた障壁・仕切り。 (2)崖(ガケ)・堤などの表面を石で固めたもの。石がけ。
いしがき-じま: 【石垣島】 沖縄県,八重山諸島の主島。全島石垣市。周囲はサンゴ礁の海で,観光客が多い。
いしがき-だい: ―ダヒ [4] 【石垣鯛】 スズキ目の海魚。全長約45センチメートル。体高は高く側扁する。口は小さく,歯はくちばしのように見える。体色は褐色の地に黒色斑点が石垣状にならぶ。老成魚は口の周辺が白くなりクチジロと呼ばれる。夏,美味。磯釣りの好対象魚。本州中部以南の岩礁域に分布。
いしがき-まち: 【石垣町】 京都市東山区宮川筋付近。近世,このあたりに色茶屋や陰間(カゲマ)茶屋が多くあった。石掛町(イシガケマチ)。
いしがき-やま: 【石垣山】 神奈川県小田原市にある箱根外輪山の一部。1590年豊臣秀吉が小田原攻めの陣営とした地。海抜241メートル。
いしがけ: 【石崖】 「石垣(イシガキ){(2)}」に同じ。
いしがけ-もん: [4] 【石崖文】 大小不同の多角形を並べた文様。
いしがま: 【石窯】 石を積み上げて築いた炭焼きがま。堅炭(カタズミ)を作るのに用いる。白炭(シロズミ)窯。 ; 【石鎌】 磨製石器の一。鎌の形をし,弥生時代に稲刈りに使用された。