おとこ-づかい 意味

発音を聞く:
  • ヲト―ヅカヒ
    【男使ひ】

    平安時代,平野神社・春日神社・賀茂神社などの祭りに遣わされた男の勅使。
    女使い
    「はじめて平野祭に―たてし時歌ふべき歌詠ませしに/拾遺(賀詞)」

関連用語

        おとこづかい:    【男使ひ】 平安時代,平野神社・春日神社・賀茂神社などの祭りに遣わされた男の勅使。 ⇔女使い 「はじめて平野祭に―たてし時歌ふべき歌詠ませしに/拾遺(賀詞)」
        おとこ:    【男】 〔若返る意の「をつ」と同源かといわれる。「をとめ」に対する〕 (1)ヒトの性のうち,女を妊娠させるための器官と生理をもつ方の性。男性。男子。 ⇔おんな (2)雄々しさ・強さ・潔さ・積極性など,一般に男性にそなわると考えられている特質に着目した場合の,男性。 「天河屋の義平は―でござるぞ/浄瑠璃・忠臣蔵」 (3)成人した男性。成熟した男性。 「―になる」「もう一人前の―だ」
        おとめづか:    【乙女塚・処女塚】 (1)妻争い伝説のおとめを葬ったといわれる墓。下総(シモウサ)国葛飾(カツシカ)の真間の手児奈や葦屋(アシヤ)の菟原処女(ウナイオトメ)の塚など。 (2)能楽「求塚(モトメヅカ)」の別名。
        おとめ-づか:    ヲト― [3] 【乙女塚・処女塚】 (1) 妻争い伝説のおとめを葬ったといわれる墓。下総(シモウサ)国葛飾(カツシカ)の真間の手児奈や葦屋(アシヤ)の菟原処女(ウナイオトメ)の塚など。 (2) 能楽「求塚(モトメヅカ)」の別名。
        めおとづか:    【夫婦塚】 「比翼(ヒヨク)塚」に同じ。
        めおと-づか:    ―ヲト― [3] 【夫婦塚】 「比翼(ヒヨク)塚」に同じ。
        かい-づか:    カヒ― [0] [1] 【貝塚】 古代人が食べた貝の殻などが堆積(タイセキ)したもの。ヨーロッパでは中石器時代以後,日本では縄文時代から弥生時代中期までのものが見られる。土器・石器・人骨・獣骨などがまじって発掘される。
        あずま-おとこ:    アヅマヲトコ [4] 【東男】 (1) 江戸生まれの男。気っぷのよさや男らしさをほめていう語。 (2) 東国の男。風流を解さない田舎者,荒々しい無骨者などの気持ちで使うことが多い。あずまおのこ。「荒ましき―の腰に物負へる/源氏(宿木)」
        あだし-おとこ:    ―ヲトコ [4] 【徒し男】 真心のない男。浮気男。
        あめおとこ:    【雨男】 その人が何かしようとしたり現れたりすると雨になると,冗談めかして言われている男性。
        あめ-おとこ:    ―ヲトコ [3] 【雨男】 その人が何かしようとしたり現れたりすると雨になると,冗談めかして言われている男性。
        あれおとこ:    【阿礼男】 賀茂祭の祭主。
        あれ-おとこ:    ―ヲトコ 【阿礼男】 賀茂祭の祭主。
        いいおとこ:    【好い男】 (1)美男子。好男子。 「役者にしたいような―」 (2)相撲(スモウ)取りなどをさして言う語。 「―裸で弓をとりをさめ/柳多留 14」
        いい-おとこ:    ―ヲトコ [1] 【好い男】 (1) 美男子。好男子。「役者にしたいような―」 (2) 相撲(スモウ)取りなどをさして言う語。「―裸で弓をとりをさめ/柳多留 14」

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