おもい-あぐ・ねる 意味
- オモヒ― [6]
【思い倦ねる】
(動ナ下一)
考えがまとまらず,あれこれと思い惑う。考えあぐねる。
関連用語
おもいあぐねる: 【思い倦ねる】 考えがまとまらず,あれこれと思い惑う。考えあぐねる。
あぐ・ねる: [3] [0] (動ナ下一) 物事が思いどおりに進まず,手段に困る。もてあます。あぐむ。現代では多く動詞の連用形の下に付いて用いられる。「考え―・ねる」「さがし―・ねる」「連れも―・ねる焼酎の大生酔/柳多留 118」
あぐねる: 物事が思いどおりに進まず,手段に困る。もてあます。あぐむ。現代では多く動詞の連用形の下に付いて用いられる。 「考え―・ねる」「さがし―・ねる」「連れも―・ねる焼酎の大生酔/柳多留 118」
さがし-あぐ・ねる: [6] 【捜し倦ねる】 (動ナ下一) 捜しても見つからなくて,困り果てる。さがしあぐむ。「知人の家を―・ねる」
まち-あぐ・ねる: [0] [4] 【待ち倦ねる】 (動ナ下一) 「待ちあぐむ」に同じ。「到着を―・ねる」
おもい-おもい: オモヒオモヒ [4] 【思い思い】 (副) 人々がそれぞれ自分の思ったとおりに。めいめいの考えに従って。「―の衣装を身につける」「―の道を進む」
まちあぐねる: 【待ち倦ねる】 「待ちあぐむ」に同じ。 「到着を―・ねる」
思いあぐねる: 思い倦ねる
攻めあぐねる: 攻め倦ねる
考えあぐねる: 考え倦ねる
おもい: 【思い】 (1)思うこと。思うところ。考え。思慮。 「―を述べる」「―にふける」 (2)感じること。感じ。経験。 「いやな―をした」「やっとの―で作り上げた」 (3)予想すること。もくろみ。推量。 「―どおりになる」「―のほかの収穫」 (4)あれこれ心に浮かべること。 「―が乱れる」 (5)気にかけること。心配すること。 「親―」「―に沈む」 (6)希望すること。願い。
おもいおもい: 【思い思い】 人々がそれぞれ自分の思ったとおりに。めいめいの考えに従って。 「―の衣装を身につける」「―の道を進む」
おもい-おも・う: オモヒオモフ 【思ひ思ふ】 (動ハ四) 強く思う。深く思い続ける。「ねたき目見せむと―・ふ/落窪 2」
さがしあぐねる: 【捜し倦ねる】 捜しても見つからなくて,困り果てる。さがしあぐむ。 「知人の家を―・ねる」
おもねる: 【阿る】 気に入られようとする。へつらう。 「大衆に―・る」「時流に―・る」「其の鬼走り疲れにて,祭の食を見て―・り就きて受く/霊異記(中訓注)」