かっ-てっこう 意味
- ―テツクワウ [3]
【褐鉄鉱】
水を吸着した,鉄の酸化物。主成分は低結晶度の針鉄鉱。黒褐色ないし赤褐色を呈し,土状で軟らかい。しばしば鉱床を形成し,鉄資源となる。
関連用語
かってっこう: 【褐鉄鉱】 水を吸着した,鉄の酸化物。主成分は低結晶度の針鉄鉱。黒褐色ないし赤褐色を呈し,土状で軟らかい。しばしば鉱床を形成し,鉄資源となる。
おう-てっこう: ワウテツクワウ [3] 【黄鉄鉱】 鉄と硫黄の化合物。淡黄色で金属光沢がある。各種岩石・鉱床中に広く分布し,かつて硫酸の製造や製鉄の原料にした。
きてっこう: 【輝鉄鉱】 鏡鉄鉱(キヨウテツコウ)と雲母鉄鉱を併せていった旧称。
き-てっこう: ―テツクワウ [2] 【輝鉄鉱】 鏡鉄鉱(キヨウテツコウ)と雲母鉄鉱を併せていった旧称。
しん-てっこう: ―テツクワウ [3] 【針鉄鉱】 鉄の水酸化鉱物の一。化学式 α‐FeOOH 斜方晶系。黄褐色ないし黒褐色。鉄銹(テツサビ)や,金属鉱山の「焼け」の主成分。はりてっこう。ゲータイト。
じてっこう: 【磁鉄鉱】 鉄の酸化物からなる鉱物。等軸晶系。黒色でつやがあり,強い磁性を示す。接触交代鉱床や砂鉄鉱床中に産し,鉄の主要な鉱石。マグネタイト。
じ-てっこう: ―テツクワウ [2] 【磁鉄鉱】 鉄の酸化物からなる鉱物。等軸晶系。黒色でつやがあり,強い磁性を示す。接触交代鉱床や砂鉄鉱床中に産し,鉄の主要な鉱石。マグネタイト。
せき-てっこう: ―テツクワウ [3] 【赤鉄鉱】 鉄の酸化物からなる鉱物。六方晶系。結晶したものでは青鉄黒色,塊状のものでは赤ないし暗赤色を示す。堆積岩・変成岩・熱水鉱床中などに産し,鉄の重要な鉱石鉱物。
てっこう: 【手っ甲】 手の甲を覆うもの。武具は多く革製,旅行・労働用には多く紺の木綿が用いられた。てこう。 ; 【鉄甲】 鉄製の鎧(ヨロイ)・兜(カブト)。鉄製の甲冑(カツチユウ)。 「三枚重ねの―の磐石の如くなるを打破り/応仁記」 ; 【剔紅】 堆朱(ツイシユ)の中国での呼称。じっこう。 ; 【鉄工】 (1)鉄を用いて,物をつくり出すこと。 (2)鉄の製錬・鉄器の製造などに従
てっこう-じょ: [0] [5] 【鉄工所】 鉄の機械や器具を作る工場。
てっこう-だん: テツカフ― [3] 【徹甲弾】 装甲板で覆われているような堅固な目標を貫くのに用いる砲弾。頭部に弾帽をかぶせ,着弾表面で破裂しないようにしてある。
はく-てっこう: ―テツクワウ [3] 【白鉄鉱】 鉄の硫化物からなる鉱物。斜方晶系に属し,黄銅色の金属光沢がある。低温熱水鉱床,あるいは泥質堆積岩中に団塊として産する。
らん-てっこう: ―テツクワウ [3] 【藍鉄鉱】 鉄の含水リン酸塩鉱物。単斜晶系。柱状結晶のほか,団塊状などさまざまな形を示す。無色透明。空気中では藍青色に変わる。金属鉱床やペグマタイトの酸化帯,粘土中の有機物の周囲などに産出。
きっこう-かっこ: ―カフクワツ― [5] 【亀甲括弧】 記号の一種。() 形の括弧。きっこう。
かっこう: 【葛洪】 (283-343頃) 中国,東晋の道士。字(アザナ)は稚川(チセン),号は抱朴子(ホウボクシ)。栄利を望まず,神仙道を修行。晩年は羅浮山(ラフザン)に入り,錬丹と著述に専念。著「抱朴子」「神仙伝」 ; 【郭公】 カッコウ目カッコウ科の鳥。全長35センチメートル内外で,翼と尾が長い。背面は灰色,腹面は白で細い不規則な黒の横しまがある。日本には夏鳥として渡来する。開けた林や草原に