きりきり-まい 意味
- ―マヒ [4]
【きりきり舞い】
(名)スル
(1)十分に対処できないほど忙しく動きまわっていること。てんてこまい。「ひとり二役で朝から晩まで―だ」
(2)予想外の事態や経験のないことに出合って,あわてること。「速球に―する」
関連用語
きりきりまい: 【きりきり舞い】 (1)十分に対処できないほど忙しく動きまわっていること。てんてこまい。 「ひとり二役で朝から晩まで―だ」 (2)予想外の事態や経験のないことに出合って,あわてること。 「速球に―する」
きりきり: (1)ものが勢いよく回転するさま。 「―(と)まわりながら墜落する」 (2)ひもなどを強く巻きつけるさま。 「革ひもを―(と)巻きつける」 (3)物のきしる音を表す語。 「弓を―(と)引きしぼる」 (4)腹や頭などが鋭く痛むさま。 「腹が―(と)痛む」 (5)てきぱきと物事をするさま。さっさと。 「―白状してしまひたまへ/当世書生気質(逍遥)」
きり-まい: [2] [0] 【切米】 (1) 江戸時代,幕府・諸藩の家臣のうち,知行所を与えられていなかった者に支給された扶持米または金銭。春二月・夏五月・冬一〇月の三季に分割支給された。特に,冬に支給されたものをいう場合もある。 (2) 給金。「して―は何程ほしい/浄瑠璃・薩摩歌」
きりきり舞い: きりきりまい ④ (1)十分に対処できないほど忙しく動きまわっていること。てんてこまい。 「ひとり二役で朝から晩まで―だ」 (2)予想外の事態や経験のないことに出合って,あわてること。 「速球に―する」
きりきり-しゃん: (副) 身ごしらえ・振る舞いなどにたるみや無駄がなく,見ていて気持ちのよいさま。
ありきり: 【有り限】 〔「きり」は接尾語〕 あるだけ全部。ありったけ。ありっきり。 「此酒の―にあそぶなれば/浮世草子・一代女 2」
おなりきり: 【御成切】 碁石ほどの大きさにまるめ,平たく作った亥(イ)の子餅。将軍家から臣下に与えられた。おなれぎり。おまいりきり。 「本朝にも十月の亥の子なんどを―と言ひて/四河入海 6」
かかりきり: 【掛(か)り切り】 「かかりっきり」に同じ。
かりきり: 【借切りの】 reserved<car> .客車を~にする engage a whole car.
きりきざむ: 【切(り)刻む】 小さく切る。何度も切る。
きりきず: 【切(り)傷】 刃物などで切った傷。創傷(ソウシヨウ)。
きりきん: 【切(り)金】 (1)室町時代,鋳造された延(ノ)べ金(ガネ)などを必要に応じて切り取ってはかりにかけて貨幣として用いた金。竿金(サオガネ)・板金(バンキン)・延べ金などを切って使った。きりがね。 (2)「きりがね(切金){(1)}」に同じ。
しきりきん: 【仕切り金】 取引の決算で,買い手が売り手に支払う代金。仕切り銀。しきりがね。しきり。
しりきり: 【尻切り】 「しりきれ(尻切)」に同じ。 「―草履(ゾウリ)」「―半纏(バンテン)」
すずりきり: 【硯切り】 硯用の石材を切って硯を作ること。また,その職人。