ぞうだじょうてんのう 意味

発音を聞く:
  • 【贈太上天皇】
    天皇の父にあたる親王に追贈する尊号。

関連用語

        ぞう-だじょうてんのう:    ―ダジヤウテンワウ [8] 【贈太上天皇】 天皇の父にあたる親王に追贈する尊号。
        だじょうてんのう:    【太上天皇】 ⇒だいじょうてんのう(太上天皇)
        だじょう-てんのう:    ダジヤウテンワウ [6] 【太上天皇】 だいじょうてんのう
        しじょうてんのう:    【四条天皇】 (1231-1242) 第八七代天皇(在位 1232-1242)。名は秀仁(ミツヒト)。後堀河天皇の第一皇子。二歳で即位。在位10年で病没。
        にじょうてんのう:    【二条天皇】 (1143-1165) 第七八代天皇(在位 1158-1165)。名は守仁(モリヒト)。後白河天皇第一皇子。在位中,父上皇の院政に抗し,天皇親政をはかったという。
        けんぞうてんのう:    【顕宗天皇】 記紀で第二三代天皇弘計王(オケノオオキミ)の漢風諡号(シゴウ)。在位三年。履中天皇の孫。父が雄略天皇に殺され,兄の億計王(のちの仁賢天皇)とともに播磨(ハリマ)に逃れたが,嗣子のない清寧天皇の皇嗣に迎えられ,兄に先立って即位したという。
        いちじょうてんのう:    【一条天皇】 (980-1011) 第六六代天皇(在位 986-1011)。名は懐仁(ヤスヒト)。円融天皇の第一皇子。在位中は藤原氏の最盛期。
        きんじょうてんのう:    【今上天皇】 現在,皇位についている天皇。
        ごいちじょうてんのう:    【後一条天皇】 (1008-1036) 第六八代天皇(在位 1016-1036)。名は敦成(アツヒラ)。一条天皇の皇子。母は藤原道長の娘彰子。在位中道長が摂政を務めた。
        ごさんじょうてんのう:    【後三条天皇】 (1034-1073) 第七一代天皇(在位 1068-1072)。名は尊仁(タカヒト)。後朱雀天皇の第二皇子。藤原氏の専権を抑え,荘園整理令発布や記録荘園券契所の設置などを行い,政治の刷新に努めた。
        ごにじょうてんのう:    【後二条天皇】 (1285-1308) 第九四代天皇(在位 1301-1308)。名は邦治。後宇多天皇の皇子。伏見・後伏見天皇と,持明院統の二代が続いたのち,大覚寺統として即位。初め五人の上皇がいて,後宇多上皇が院政を行なった。歌集「後二条院御集」など。
        さんじょうてんのう:    【三条天皇】 (976-1017) 第六七代天皇(在位 1011-1016)。名は居貞(オキサダ)。冷泉天皇の第二皇子。左大臣藤原道長の圧迫で,在位五年で後一条天皇に譲位。
        だいじょうてんのう:    【太上天皇】 譲位後の天皇の称号。697年持統天皇が譲位して称したのが最初。太上皇。上皇。おおきすめらみこと。だじょうてんのう。
        ろくじょうてんのう:    【六条天皇】 (1164-1176) 第七九代天皇(在位 1165-1168)。名は順仁(ノブヒト)。二条天皇の第二皇子。二歳で即位,在位三年で退位。
        うだ-てんのう:    ―テンワウ 【宇多天皇】 (867-931) 第五九代天皇(在位 887-897)。光孝天皇の皇子。名は定省(サダミ)。親政を行おうとしたが,関白藤原基経に阻まれた(阿衡(アコウ)事件)。基経の死後は菅原道真を起用して摂関政治の弊害を改めるのに努めた(寛平の治)。のち,出家して寛平法皇・亭子院(テイジノイン)と称した。子の醍醐天皇に与えた「寛平御遺誡」,日記「宇多天皇御記」がある。

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