たつなみ-がい 意味
- ―ガヒ [4]
【立浪貝】
腹足綱の軟体動物。体は後方の太い長卵形で,体長約20センチメートル。体表に多数の円錐状突起がある。巻貝の仲間で,体内に立浪形の大きな石灰質の殻をもつ。房総半島以南の西太平洋,インド洋に広く分布。
関連用語
たつなみがい: 【立浪貝】 腹足綱の軟体動物。体は後方の太い長卵形で,体長約20センチメートル。体表に多数の円錐状突起がある。巻貝の仲間で,体内に立浪形の大きな石灰質の殻をもつ。房総半島以南の西太平洋,インド洋に広く分布。
たつなみ: 【立つ波・立つ浪】 文様の一。激しく逆巻く波頭(ナミガシラ)を図案化したもの。近世,蒔絵・染織などの模様として流行した。たてなみ。
たつなみの: 【立つ波の】 波のしきりに立つ意で,「しくしく」にかかる。 「君は来ず我は故なく―しくしくわびし/万葉 3026」
たつなみ-そう: ―サウ [0] 【立浪草】 シソ科の多年草。山野に生える。茎は高さ約30センチメートルで円心形の葉を数対つける。初夏,穂状花序の片側に淡青紫色の唇形花を十数個つける。
たつなみ-の: 【立つ波の】 (枕詞) 波のしきりに立つ意で,「しくしく」にかかる。「君は来ず我は故なく―しくしくわびし/万葉 3026」
たつなみそう: 【立浪草】 シソ科の多年草。山野に生える。茎は高さ約30センチメートルで円心形の葉を数対つける。初夏,穂状花序の片側に淡青紫色の唇形花を十数個つける。
つなみ: 【津波・津浪・海嘯】 〔港に突然に災害をもたらす波の意〕 (1)「地震津波」に同じ。 (2)地震津波・風津波・山津波などの総称。
たつ-なみ: [0] 【立つ波・立つ浪】 文様の一。激しく逆巻く波頭(ナミガシラ)を図案化したもの。近世,蒔絵・染織などの模様として流行した。たてなみ。
ふたつなし: 【二つ無し】 (1)二つとない。かけがえがない。 「―・きものと思ひしをみなそこに山のはならでいづる月かげ/古今(雑上)」 (2)比べるものがない。すぐれている。 「世に―・き御ありさまながら/源氏(薄雲)」
えんち-つなみ: ヱン― [4] 【遠地津波】 日本の沿岸から600キロメートル以遠に発生した地震による津波。
おきつなみ: 【沖つ波】 ※一※ (名) 沖に立つ波。 「―高く立ち来ぬ/万葉 3627」 ※二※ (枕詞) 沖つ波の動くさまから,「しく」「立つ」「撓(トオ)む」などにかかる。 「―しきてのみやも恋ひわたりなむ/万葉(二五九六或本歌)」
かぜつなみ: 【風津波】 ⇒高潮(タカシオ)
かぜ-つなみ: [3] 【風津波】 高潮
きんち-つなみ: [4] 【近地津波】 日本の沿岸から600キロメートル以内に発生した地震による津波。
しおつなみ: 【潮津浪】 ⇒海嘯(カイシヨウ)