だんべい 意味
- 〔「であるべし」の転。「だんべえ」とも〕
「だろう」の意の近世東国語。…であろう。だんべ。
「えいえいやつといふて曳くには,夢―の/松の葉」
〔現代でも北関東地方の方言として用いられる〕
関連用語
だんべい-ぶね: [5] 【団平船】 和船の一。川や運河などで雑荷・肥料・石などを運ぶ平底の荷船。だんべぶね。だんぺい。
だんべいぶね: 【団平船】 和船の一。川や運河などで雑荷・肥料・石などを運ぶ平底の荷船。だんべぶね。だんぺい。
だんべい-きさご: [5] 【団平細螺】 海産の巻貝キサゴの一種。殻径45ミリメートルほど。厚いレンズ形で,殻表は滑らか。灰色を帯びるものが多い。肉は「ながらみ」と呼ばれ食用。殻は酸で表面を溶かして真珠層を露出させ,玩具とする。房総半島以南の外洋に面した浅海の砂底に分布。
だんべいきさご: 【団平細螺】 海産の巻貝キサゴの一種。殻径45ミリメートルほど。厚いレンズ形で,殻表は滑らか。灰色を帯びるものが多い。肉は「ながらみ」と呼ばれ食用。殻は酸で表面を溶かして真珠層を露出させ,玩具とする。房総半島以南の外洋に面した浅海の砂底に分布。
あかんべい: 〔「あかめ(赤目)」の転〕 下まぶたを指で下げ,裏の赤い所を見せること。相手をからかったり,拒否や軽蔑の気持ちを表したりする時の行為。多く子供どうしがするしぐさ。あかべ。あかんべ。あかんべえ。
あんべい: 〔「あるべき」の転〕 あるだろう。あるはずだ。 「そのありさまの,たちまちにきらきらしき勢ひなど―やうもなく/更級」
えび-せんべい: [3] 【海老煎餅】 (1) 殻をとってすりつぶしたエビを薄く伸ばし,焼いたり揚げたりしたもの。 (2) エビのすり身の入った煎餅のこと。
おんべい: 【御幣】 「ごへい(御幣)」に同じ。おんべ。 ――を担(カツ)・ぐ 縁起をかつぐ。 「おらあ御幣はかつがねえが/滑稽本・浮世風呂 3」
けんべい: 【遣米】 アメリカに派遣すること。 「―使節」
しお-せんべい: シホ― [3] 【塩煎餅】 醤油味の,関東系の煎餅。
しんべい: 【親米】 アメリカに友好的であること。
じんべい: 【甚平】 「じんべえ(甚兵衛)」に同じ。﹝季﹞夏。
じんべい-ざめ: [3] 【甚平鮫】 じんべえざめ
せんべい: 【煎餅】 干菓子の一。小麦粉に砂糖・鶏卵などを加え,型や鉄板に流して焼いたもの。関東では,水でといた米の粉を蒸して搗(ツ)き,薄く伸ばして型で抜いたものを焼いて醤油などを塗ったものが多い。
ぜんべい: 【全米】 (1)アメリカ合衆国全体。 (2)南北両アメリカ大陸全体。