つちもん 意味
- 【土門】
築地塀(ツイジベイ)に作った,屋根のない門。
関連用語
あげつちもん: 【上(げ)土門】 屋根を平らにつくり,土を盛り石灰で塗りかためた門。のちには,土を盛らず形だけを似せたものもできた。垜(アズチ)門。安土(アズチ)門。
ちもん: 【地文】 (1)平野・山地・河川・湖沼など,大地の状態・模様。ちぶん。 (2)「地文学」の略。 ; 【智門】 〔仏〕 仏・菩薩の備えるべき能力を二分したうちの,真理を知る力である自利の側面のこと。 ⇔悲門(ヒモン)
つちもち: 【土持(ち)】 建築や土木工事などの際に,土砂を運ぶこと。また,その人。
つち-もん: [0] 【土門】 築地塀(ツイジベイ)に作った,屋根のない門。
あずちもん: 【垜門】 上土門(アゲツチモン)の別名。
いちもん: 【一文】 (1)穴あき銭一枚。一貫文の千分の一。 →文(モン) (2)ごく少額の金銭。わずかな金額。 (3)一つの文字。一字。 ――にもならない 苦労をしても,なんの利益もない。一文(一円)の得にもならない。 ; 【一門】 (1)一家族,または一族。 「平家―」「―の名折れ」 (2)同じ宗門。また,その人々。 「縁あって易行(イギヨウ)の―に入る」 (3)学問・武道・
いちもんじ: 【一文字】 〔「一」と銘したところから〕 備前国に住した刀工の一派。また,その作刀の総称。鎌倉時代を中心に栄え,同国の福岡・吉岡・岩戸(正中),また備中国へ移住した片山などの系統に分かれる。則宗・助則・助宗らが有名。 →則宗 ; 【一文字】 (1)一つの文字。 (2)「一」という文字。 「丸に―の家紋」 (3)「一」という字のようにまっすぐなこと。 「口をきりりと―に結ぶ」
いちもん-がし: ―グワ― [5] [3] 【一文菓子】 安価で下等な菓子。駄菓子。
いちもん-せん: [0] 【一文銭】 (1) 一枚が一文にあたる穴あき銭。時代により各種発行された。明治時代には一〇枚が一銭とされた。 (2) きわめてわずかな銭。「―か生爪(ナマヅメ)か(=一文銭ヲ出スノト生爪ヲハガスノトガ同ジクライ苦痛ダトイウ程ケチデアルコト)」「―を割って使う(=ケチノタトエ)」
いちもん-なし: [3] 【一文無し】 所持金が全然ないこと。また,その人。もんなし。
いちもん-ふち: 【一文不知】 一字も知らないこと。無学文盲。一文不通。「―の愚鈍の身になして/一枚起請文」
たっちもん: 【達智門】 平安京大内裏の外郭十二門の一。北面し,偉鑒(イカン)門の東にある。だっちもん。たちいもん。 →大内裏
ちもんがく: 【地文学】 地球と地表近くの自然現象を研究する学問。地球の形状,地形・気候などを扱う。自然地理学。
ちもん-がく: [2] 【地文学】 地球と地表近くの自然現象を研究する学問。地球の形状,地形・気候などを扱う。自然地理学。
はちもんじ: 【八文字】 (1)「八」の字の形。 「―のひげ」 (2)遊女が揚屋入りする時の歩き方。内八文字と外八文字がある。