やなぎのごしょ-あと 意味
- 【柳之御所跡】
岩手県平泉町の北上川岸にある館跡。平安時代末の建物・堀・陶磁器が出土し,陸奥(ムツ)国藤原氏の政庁,平泉館と確定した。
関連用語
やなぎのごしょあと: 【柳之御所跡】 岩手県平泉町の北上川岸にある館跡。平安時代末の建物・堀・陶磁器が出土し,陸奥(ムツ)国藤原氏の政庁,平泉館と確定した。
やなぎのま: 【柳の間】 江戸城本丸中の居間。白書院前庭の東側にある襖に雪と柳の描いてある二つの部屋。四位以下の諸大名および表高家(オモテコウケ)の詰め所。
やなぎごし: 【柳腰】 細くてしなやかな腰。多く,美人のたとえ。
やなぎ-ごし: [0] 【柳腰】 細くてしなやかな腰。多く,美人のたとえ。
やなぎのいと: 【柳の糸】 柳の細い枝を糸に見立てていう語。 「我がかざす―を吹き乱る/万葉 1856」
やなぎのかみ: 【柳の髪】 (1)細い柳の枝を髪に見立てていう語。 「春風や―をけづるらん/新千載(春上)」 (2)髪の長く美しいさまを柳にたとえていう語。 「―も徳々と,呼ばれて粋(スイ)の名取川/浄瑠璃・曾根崎心中」
やなぎのまゆ: 【柳の眉】 (1)萌(モ)え出たばかりの柳の葉を眉に見立てていう語。 「―の浅緑乱るるまでに春風ぞ吹く/新後拾遺(春上)」 (2)「りゅうび(柳眉)」に同じ。 「芙蓉のかんばせ―/浄瑠璃・国性爺合戦」
けのごしょ: 【褻の御所】 上皇が日常起居する御所。
やなぎのいとなみ: 【柳の営み】 「柳営(リユウエイ)」を訓読みした語。 「―しげきはかりごとを/新続古今(仮名序)」
いんのごしょ: 【院の御所】 上皇または法皇の住居。仙洞。仙洞御所。
つねのごしょ: 【常の御所】 (1)皇居内の,天皇の日常の居所。古くは仁寿殿,のちには清涼殿があてられていたが,室町時代以後,別に常の御殿が造営された。 (2)寝殿造りで,主人がふだん住む部屋,または建物。
はなのごしょ: 【花の御所】 〔多くの花が植えられていたところから〕 足利将軍の邸宅,室町殿のこと。
けしょう-やなぎ: ―シヤウ― [4] 【化粧柳】 ヤナギ科の落葉高木。本州中部と北海道の河原などに自生。枝や葉に毛がなく,白粉を帯びる。雌雄異株。
くろきのごしょ: 【黒木の御所】 皮つきの丸木でつくった粗末な御殿。天皇の仮の御所。 「―を作りて皇居とす/太平記 4」
くろどのごしょ: 【黒戸の御所】 〔煙ですすけて黒くなっていたところから〕 内裏の清涼殿の北廊で,滝口の戸の西にあった細長い部屋。くろど。