よろし-め 意味
- 【宜し女】
よい女。美人。「麗(クワ)し女を有りと聞きて,―を有りと聞きて/日本書紀(継体)」
関連用語
ことよろし: 【事宜し】 (1)たいしたことではない。さしつかえない。 「はじめの法師も,―・しくば,乞ひゆるさんとて/宇治拾遺 12」 (2)悪くない。 「此の殿の亭の前を,―・しき女の通りけるを/十訓 7」
なまよろし: 【生宜し】 少しはよい。悪くはない。 「斎院こそ―・しくおはしまさむ/狭衣 3」
よろしい: 【宜しい】 □一□〔「よい」よりもやや改まった言い方〕 (1)「よい」の丁寧な,または改まった言い方。結構である。好ましい。 「今の答え方はなかなか―・い」「その処置で―・い」 (2)許容できる。…してもよい。かまわない。さしつかえない。 「言いたくなければ,言わなくても―・い」「帰って―・い」 (3)ちょうどよい。適当である。 「御都合の―・いときお越し下さい」「緩急―・きを得
よろしき: 【宜しき】 〔形容詞「よろし」の連体形から〕 ちょうどよいこと。適当な程度であること。 「教師の指導―を得て,その生徒は立ち直った」「広く議して―を採らん/近世紀聞(延房)」
よろしく: 【宜しく】 〔形容詞「よろし」の連用形から〕 (1)適当に。うまい具合に。 「彼のことだから,どうせ―やっているだろう」 (2)相手に便宜をはからってもらうときなどに,相手の好意を乞い促す意で用いる語。また,そういう気持ちをこめて言う挨拶語(アイサツゴ)。 「どうか―願います」「―お引きまわしのほど」「―お伝え下さい」「今後とも―」「どうかみなさまにも―」 (3)〔漢文訓読に由来す
よろしなへ: 【宜しなへ】 〔「なへ」は助詞〕 ちょうどよく。いかにもふさわしく。 「―我が背の君が負ひ来にしこの背の山を妹(イモ)とは呼ばじ/万葉 286」
よろしめ: 【宜し女】 よい女。美人。 「麗(クワ)し女を有りと聞きて,―を有りと聞きて/日本書紀(継体)」
よろし・い: [3] [0] 【宜しい】 (形) [文] シク よろ・し □一□(「よい」よりもやや改まった言い方) (1) 「よい」の丁寧な,または改まった言い方。結構である。好ましい。「今の答え方はなかなか―・い」「その処置で―・い」 (2) 許容できる。…してもよい。かまわない。さしつかえない。「言いたくなければ,言わなくても―・い」「帰って―・い」 (3) ちょうどよい。適当であ
よろし-なへ: 【宜しなへ】 (副) (「なへ」は助詞) ちょうどよく。いかにもふさわしく。「―我が背の君が負ひ来にしこの背の山を妹(イモ)とは呼ばじ/万葉 286」
よろ-め・く: [3] 【蹌踉めく】 (動カ五 [四] ) (1) 足どりが定まらず,よろよろする。よろける。「砂利道で―・く」 (2) 誘惑にのる。特に,浮気をする。「年下の男に―・く」
方がよろしい: 方が宜しい
しろし-め・す: 【知ろし食す】 (動サ四) (「しらしめす」の転。中古以降の語) 天皇などきわめて高い身分のものの「知る」という動作に用いる尊敬語。 (1) 知っていらっしゃる。承知されている。「石上(イソノカミ)といふことは―・したらむかし/蜻蛉(下)」 (2) お治めになる。御統治になる。「すべらぎのあめのした―・すこと/古今(仮名序)」
15度の所よろし: 面舵
それでよろしい: それで済む
どうぞよろしく: はじめまして