れっきと 意味
- 【歴と】
〔「れっき」は「れき」の促音添加〕
(多く「れっきとした」の形で用いる)
(1)疑う余地のないほど確かなさま。明白なさま。
「―した証拠」
(2)家柄・身分などが高いさま。
「在所には―親も有/浄瑠璃・卯月の紅葉(上)」
例文
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- 新聞に書かれていることはれっきとした事実である。
- れっきとした正妻の子が あるのだから。
- これは れっきとした 殺人未遂事件です
- これは れっきとした 殺人未遂事件です
- 私もれっきとしたその聖職者たちの一員で
関連用語
れっきとした: obvious<fact> (明白な); <one’s> legitimate [lawful] <wife> (正式の); respectable (りっぱな).
れっき: 【劣機】 〔仏〕 機根の劣ること。また,その人。 ; 【列記】 並べて書き記すこと。 「注意事項を―する」 ; 【礫器】 ⇒礫石器(レキセツキ)
はっきと: はっきりと。 「―口を切らぬ瞬間に/虞美人草(漱石)」
あれっきり: 〔「あれきり」の転〕 (1)あの時を最後として。あの時かぎり。 「―会っていない」 (2)それ以上でもそれ以下でもないさま。 「畢竟(ツマリ)―の人間だがね/新世帯(秋声)」
これっきり: 【此れっ切り】 「これきり」の転。強めた言い方。副詞的にも用いる。 「手持ちのお金はもう―だ」「―来ないでくれ」 〔副詞的用法の場合,アクセントは ◎〕
それっきり: 【其れっ切り】 「それきり」の転。 「―何の音さたもない」「別れたまま―になってしまった」 〔副詞的用法の場合,アクセントは ◎〕
れっきょ: 【列挙】 一つ一つ数えあげること。並べたてること。 「罪状を―する」
れっきょう: 【列強】 多くの強い国。世界の諸強国。
れっき-と: [0] [3] 【歴と】 (副) (「れっき」は「れき」の促音添加) (多く「れっきとした」の形で用いる) (1) 疑う余地のないほど確かなさま。明白なさま。「―した証拠」 (2) 家柄・身分などが高いさま。「在所には―親も有/浄瑠璃・卯月の紅葉(上)」
いっきとうせん ①①-: 【一騎当千】 〔古くは「いっきとうぜん」とも〕 一騎で千人の敵を相手にできるほど強いこと。一人(イチニン)当千。 「―のつわもの」
ぼうせきとっき: 【紡績突起】 ⇒出糸突起(シユツシトツキ)
きと: 【企図】 あることを行おうとくわだてること。また,そのくわだて。もくろみ。 「心中大いに―するところがある」 ; 【帰途】 帰る途中。帰りみち。帰路。 「―につく」 ; 【希図・冀図】 希望して計画すること。もくろみ。 「運動をなさんと―したりしが/妾の半生涯(英子)」 ; (1)決意・意志などがはっきりしているさま。必ず。きっと。 「申すべきことあり。―立ち寄
きときと: 〔「きと」を重ねた語〕 (1)きっぱりと。 「―よく申したるぞ/宇治拾遺 3」 (2)必ず。きっと。 「只今内裏へきとまゐらせ給へ。猶々―といひけり/著聞 16」
きとう: 【几董】 ⇒高井(タカイ)几董 ; 【気筒】 ⇒シリンダー ; 【季冬】 (1)冬の末。晩冬。 (2)陰暦一二月の異名。
きとく: 【貴徳】 雅楽の一。右方に属する高麗楽,壱越(イチコツ)調の中曲。一人による武の舞。仮面をつけ勇壮に舞う。童舞(ワラワマイ)でも舞われる。 ; 【危篤】 病気が重く,今にも死にそうなこと。 「―に陥る」「―状態」 ; 【既得】 すでに自分の所有となっていること。