下関条約 意味
- しものせきじょうやく
日清戦争の講和条約。1895年(明治28)4月,下関で日本全権伊藤博文・陸奥宗光と清国全権李鴻章が調印。清国は朝鮮の独立確認,遼東半島・台湾・澎湖諸島の割譲,賠償金二億両(テール)の支払い,沙市・重慶・蘇州・杭州の開市・開港などを認めた。しかし,調印直後ロシアを中心とする三国干渉のため,日本は遼東半島を返還した。馬関条約。
関連用語
下関: しものせき 山口県南西端にある市。関門海峡に臨み,古くから陸海交通の要地として発展。現在,関門トンネル・関門橋で北九州市と連絡。商工業が盛ん。壇ノ浦・赤間神宮などの史跡・名所がある。港はフグ・ウニを水揚げし,また遠洋漁業の根拠地。
条約: じょうやく ◎ 国家間,または国家と国際機関との間で結ばれる,国際上の権利・義務に関する,文書による法的な合意。広義には,協約・憲章・取り決め・議定書・宣言・規程・規約などの名称のものも含む。
上下関係: 従属関係; ヒエラルヒー; ハイアラーキー; 序列; ヒエラルキー; 権力構造; 階層
下関事件: しものせきじけん ⇒四国連合艦隊下関砲撃事件(シコクレンゴウカンタイシモノセキホウゲキジケン)
下関市立大学: しものせきしりつだいがく 公立大学の一。1956年(昭和31)創立の下関商業短期大学を前身とし,62年設立。本部は下関市。
cfe条約: 〖Treaty on Conventional Forces in Europe〗 ヨーロッパ通常戦力制限条約。1990年NATO加盟16か国と旧ワルシャワ条約機構加盟6か国が調印。92年発効。
ilo 条約: アイエルオー-じょうやく ―デウ― 【 ILO 条約】 ILO の総会で採択された,労働の国際基準に関する条約の総称。加盟国がこれを批准すると,国際法としての拘束力をもつことになる。
ilo条約: 〖International Labor Convention〗 アイエルオー条約
inf条約: 〖INF Treaty〗 中距離核戦力全廃条約。 アイエヌエフ全廃条約
spnfz条約: 〖South Pacific Nuclear Free Zone Treaty〗 南太平洋非核地帯条約。 ラロトンガ条約
仮条約: かりじょうやく ③ 正式の条約を締結するまでの暫定的な条約。また,主権者の批准のすんでいない条約。 「安政の―」
四条約: ジュネーブ-よんじょうやく ―デウヤク 【―四条約】 戦争犠牲者保護のための人道法を規定する四つの条約。軍隊の傷者・病者,捕虜,文民の保護を内容とする。1949年署名。
条約港: 開港場
inf 全廃条約: アイエヌエフ-ぜんぱいじょうやく ―デウヤク 【 INF 全廃条約】 地上発射方式の中距離核戦力(戦域核)を全廃することを目的として米ソ間で1987年締結された条約。91年に完全履行された。中距離核戦力全廃条約。
ソラス条約: ソラスじょうやく