あけのこる 意味
- 【明け残る】
(月や星が)夜が明けても,まだ空に残っている。まだ夜が明けきらない。
「―・る星の数ぞ消えゆく/風雅(雑中)」
- やけのこる 【焼け残る】 (建物が)焼けずに残る。 「一軒だけ―・った」
- あけのころも 【明けの衣】 「あかは(明衣){(2)}」に同じ。 ; 【緋の衣】 ⇒あけごろも(緋衣)
- のこる 【残る】 (1)(「遺る」とも書く)失われたりしないで,もとのまま保存されている。もとの状態のままである。 「頂上にはまだ雪が―・っている」「昔の町並みが―・っている」「少年の頃の面影が―・っている」「古い風習が―・っている」 (2)全体のうちの一部がなくならないでいる。 「ご飯が―・る」「仕事がまだ―・っている」 (3)ほとんどが無くなったり立ち去ったりしたあとも,引き続き存在する
- あけの 【明野】 茨城県西部,真壁(マカベ)郡の町。小貝川と桜川にはさまれた地域。
- いきのこる 【生(き)残る】 他の者が死んだあとも生き続ける。 「激戦に―・る」「企業間競争に―・る」 ‖可能‖ いきのこれる
- いのこる 【居残る】 他の人の帰ったあとまで,また定刻よりあとまで残る。 「一人だけ―・る」 ‖可能‖ いのこれる
- うれのこる 【売れ残る】 (1)商品が売れずに残る。 「半分ほど―・った」 (2)俗に,女性が婚期をのがして独身でいる。
- かちのこる 【勝(ち)残る】 試合・勝負に勝って,次の戦いに出場する権利を得る。 「地区予選に―・る」 ‖可能‖ かちのこれる
- かれのこる 【枯れ残る】 他のものが枯れたあとにそれだけが枯れずに残る。 「―・ったすすき」
- きえのこる 【消え残る】 (1)全部消えてしまわないで,一部分が残る。 「―・った雪」 (2)生き残る。 「何とて我が身―・りけむ/源氏(橋姫)」
- くれのこる 【暮れ残る】 日が沈んだあとでも,なお明るさが残り,ぼんやりと見える。 「白く―・る夕顔の花」
- さきのこる 【咲(き)残る】 (1)ほかの花が散ったあとまで咲いている。 「梅一輪,こずえに―・る」 (2)ほかの花が咲いても,まだ咲かないでいる。遅れて咲く。 「爛熳とは…一片でまり―・らぬなり/中華若木詩抄」
- ちりのこる 【散(り)残る】 大部分が散ったあとに,散らないで残る。 「―・った梢(コズエ)の枯れ葉」
- 消えのこる 消残る; 居残る; 残される; 残る; 宿存する; 遺る; 残存する; 居据わる; 居坐る; 居座る; 消え残る
- 生きのこる 生き残る; 乗切る; 死におくれる; 堪忍ぶ; 持堪える; 先だてる; 死に遅れる; 凌ぐ; 堪え忍ぶ; 生抜く; 残る; 持ちこたえる; 生残る; 耐忍ぶ; 生きぬく; 生きのびる; くぐり抜ける; 持ち堪える; 生きる; 残される; 先立てる; 堪る; 頑張る; 乗越える; 乗り越える; 堪える; 堪忍する; 消え残る; 生き長らえる; 後れる; 生き延びる; 遺される; 我慢する; 耐え