あまおおい 意味
- 【雨覆い】
(1)雨にぬれないように物におおいかぶせるもの。防水布など。あまよけ。
(2)太刀の鞘(サヤ)の峰側をおおう金具。
(3)建物で,隅木など突き出した材の上部に取り付けた雨露を防ぐための板。
(4)鳥の風切り羽の根もとをおおう短い羽毛。あまおおいばね。
- あま-おおい ―オホヒ [3] 【雨覆い】 (1) 雨にぬれないように物におおいかぶせるもの。防水布など。あまよけ。 (2) 太刀の鞘(サヤ)の峰側をおおう金具。 (3) 建物で,隅木など突き出した材の上部に取り付けた雨露を防ぐための板。 (4) 鳥の風切り羽の根もとをおおう短い羽毛。あまおおいばね。
- あまおさえ 【雨押(さ)え】 屋根と煙突との間,土台と下見板との間などをおおって,雨が入り込むのを防ぐもの。
- あまおち 【雨落ち】 (1)軒下の雨垂れの落ちる所。雨垂れ落ち。 (2)歌舞伎の舞台のすぐそばの席。かぶりつき。小一(コイチ)。
- あまおち-いし [4] 【雨落ち石】 雨垂れの落ちる所に並べておく石。
- あまおと 【雨音】 雨の降る音。
- あまおとめ 【天少女】 天人。天女。あまつおとめ。 「一月(イチゲツ)夜々(ヤヤ)の―,奉仕を定め役をなす/謡曲・羽衣」
- あまおぶね 【海人小舟】 ※一※ (名) (1)海産の巻貝。殻は高さ約3センチメートルの半球形。殻表は黒色で,不規則に白帯が巻く。房総以南に分布し,岩礁に多産する。 (2)漁夫の乗る小舟。 「―はららに浮きて/万葉 4360」 ※二※ (枕詞) 船が泊まることを「はつ」ということから,地名「泊瀬(ハツセ)」にかかる。 「―泊瀬の山に降る雪の/万葉 2347」
- うまおい 【馬追い】 (1)牧場で,馬を囲いに追い込むこと。 (2)馬に人や荷物をのせて運ぶこと。また,それを職業とする人。馬子。 (3)「うまおいむし」の略。﹝季﹞秋。《ふるさとや―鳴ける風の中/水原秋桜子》
- うまおい-ごえ ―オヒゴヱ [5] 【馬追い声】 馬方や御者が馬を追うときの掛け声。
- うまおい-むし ―オヒ― [3] 【馬追虫】 直翅目の昆虫。体長2~3センチメートル。緑色で頭胸部背面は褐色,触角は長い。雄は夏から秋にかけてスイーッチョンと澄んだ声で鳴く。本州以南に分布。ウマオイ。スイッチョ。スイト。 (馬子が馬を追う声に鳴き声が似ていることからいう)
- のまおい 【野馬追い】 福島県相馬地方の中村神社(相馬市)・太田神社(原町市)・小高神社(小高町)三社合同の祭り行事。祭りは七月二三日から二五日で,その二日目に行われるもの。雲雀(ヒバリ)ヶ原に集合した甲冑(カツチユウ)姿の騎馬武者が,花火とともに打ち上げられた神旗を奪い合う。明治以前は,相馬藩が調練の一環として行なった,放牧馬を囲いに追い込む行事であった。﹝季﹞夏。《―の緋の母衣はらみおん大将/富安
- おお-あま オホ― [0] 【大甘】 (形動) (1) 厳しさがなく,ひどく優しいさま。「娘に―な父親」 (2) 物事に対する態度が楽観的すぎるさま。「そんな考えは―だ」
- あまおちいし 【雨落ち石】 雨垂れの落ちる所に並べておく石。
- うまおいごえ 【馬追い声】 馬方や御者が馬を追うときの掛け声。
- うまおいむし 【馬追虫】 直翅目の昆虫。体長2~3センチメートル。緑色で頭胸部背面は褐色,触角は長い。雄は夏から秋にかけてスイーッチョンと澄んだ声で鳴く。本州以南に分布。ウマオイ。スイッチョ。スイト。 〔馬子が馬を追う声に鳴き声が似ていることからいう〕