あれる 意味
- 【荒れる】
(1)風雨や波が激しくなる。天候が穏やかでなくなる。
「台風の影響で海も山も―・れそうだ」
(2)損なわれた状態になる。荒廃する。
「住む人もなく,―・れた家」「肌が―・れる」
(3)気持ちや生活に穏やかさやうるおいがなくなる。すさむ。
「生活が―・れる」「芸が―・れる」
(4)乱暴な行動をする。また,あばれる。
「酔って―・れる」「手負イ鹿ガ―・レル/ヘボン」
(5)もめごとや争いごとで事が正常に展開しなくなる。また,勝負で,予想外な展開や結果になる。
「試合が―・れる」「大相撲春場所は―・れる」
(6)相場が激しく動く。
〔上代からの語。「荒らす」に対する自動詞〕
- ふきあれる 【吹(き)荒れる】 風が激しく吹く。吹きすさぶ。 「木枯らしが―・れる」
- 口があれる アダン; タコノキ; 植物; 実はおいしい
- 吹きあれる 吹き荒れる; 逆まく; 吹きまくる; たけり狂う; 吹荒れる; 猛り狂う; 逆巻く; 荒れくるう; 燃盛る; 吹捲る; 暴れる; 荒む; 吹荒ぶ; 荒れ狂う; 吹き捲る; 猛りくるう; 暴れ狂う; 荒狂う; 吹き荒ぶ
- あれ 【阿礼】 〔動詞「ある(生)」の名詞形か〕 神霊の出現の縁となる物。榊(サカキ)の木など。綾絹(アヤギヌ)や鈴などを飾りつけて使う。賀茂社や松尾社のものが知られている。 ; 【吾・我】 一人称。私。われ。 「枕(マ)かむとは―はすれどさ寝むとは―は思へど/古事記(中)」 〔中古以降は,この語の代わりに「われ」が用いられるようになる〕 ――かにもあらず 自他の区別がつかない。我
- あれ-あれ [1] [0] (感) 驚いたり,あきれたりした時に発する語。「―,こんなに汚して」
- あれあれ 驚いたり,あきれたりした時に発する語。 「―,こんなに汚して」
- あれよ-あれよ [1] - [1] (連語) 事の意外ななりゆきに驚いたり心配したりするさまを表す語。「―という間に車は走り去った」
- あれい 【亜鈴・唖鈴】 体操用具。鉄製または木製の棒の両端に重い球を付けたもの。一対一組。主に上半身の筋肉を鍛えるのに用いる。ダンベル。
- あれた 【荒れた】 desolate; neglected;dilapidated<house> ; chapped<hands> .
- あれち 【荒地】 〔原題 The Waste Land〕 = S =エリオットの長詩。1922年刊。五部より成る。多くの神話や古典からの引用をちりばめ,現代生活の不毛を象徴的に描く。 ; 【荒れ地】 (1)岩石などが多く耕作に適しない土地。 「山間の―」 (2)耕作しないために,荒れている土地。
- あれっ あれまあ; あれ
- あれつ 【あ列・ア列】 ⇒あ段(ダン)
- あれで あれでも
- あれに 〔代名詞「あれ」に助詞「に」が付いたもの。中世後期の語〕 二人称。あなた。お前様。 「―と雑談申さうよりは御子息と雑談申たいぞ/蒙求抄 1」
- あれの 【荒れ野】 草が生い繁って荒れた野。あらの。
例文
- なるほど彼は剛速球だが、よくあれる。
- バランスをうまくとってこそ、憐れみ深くあれるのです
- しかし 私にはどこまでも観主義者であれる 別の理由があります
- 同学とインディアナ大学とのライバル関係は特に熾烈であれる。
- 現代社会で「生きることに対してどうあれるか」というテーマで書かれた曲。
- 国民軍の司令官であれるラ・ファイエットおよびルイ16世が憲法に対する忠誠を誓った。
- 情報源アルファベットに含まれるシンボルは、符号アルファベットにより構成される符号語が割り当てあれる。
- 薬物アレルギー(やくぶつあれるぎー、英:drug allergy)とは薬によって生じるアレルギーの総称。
- アレルギー性皮膚炎(あれるぎーせいひふえん、allergic dermatitis)とはアレルギーを原因とする皮膚病の総称。
- アレルギー性紫斑病(あれるぎーせいしはんびょう)とは、アレルギー性機序により血管が障害を受け、四肢末梢の紫斑を主としたさまざまな症状を呈する疾患である。