いあわせる 意味
- 【居合(わ)せる】
ちょうどその場にいる。
「事故現場に―・せた人から事情を聞く」
- いいあわせる 【言い合(わ)せる】 (1)あらかじめ話し合って決めておく。申し合わせる。 「二人は―・せたように同じ本を買ってきた」 (2)互いに言う。語り合う。 「なほめでたきことどもなど―・せてゐたる/枕草子 49」 (3)相談する。 「はかなきあだ事をも,まことの大事をも,―・せたるに/源氏(帚木)」
- くいあわせる 【食い合(わ)せる】 (1)凸部と凹部とが互いに食い込むようにする。かみ合わせる。 (2)二種類以上の食べ物を一緒に食べる。また,食い合わせ{(2)}になるという食べ物を同時に食べる。 「蕎麦切りと西瓜と―・せて死んだり/浮世草子・好色万金丹」 (3)上下の歯をかみ合わせる。 「けいたう坊,歯を―・せて念珠をもみちぎる/宇治拾遺 3」
- といあわせる 【問い合(わ)せる】 よくわからない点を手紙・電話などで聞いて確かめる。照会する。 「正確な日時を電話で―・せる」
- ないあわせる 【綯い合(わ)せる】 (1)糸・縄などをより合わせる。 (2)二つのものを合わせて,新しいものを作り出す。 「作者の感性と知性を―・せた傑作」
- ぬいあわせる 【縫い合(わ)せる】 縫ってつなげる。 「傷口を―・せる」
- 問いあわせる 問合わせる; 問う; 聞き合わせる; 問あわせする; 問いかける; 訊ねる; 尋く; 問合せる; 尋ねる; 質す; 質問する; 問い合せる; 借問する; 問いただす; 伺う; 下問する; 問掛ける; 聴く; 訊く; 問い掛ける; 問い合わせる; 聞く
- 縫いあわせる 縫合わせる; 縫う; かがる; 縫合する; 縢がる; 縫い合わせる; 縫い合わす; 縫合せる; 縫押える; 縫い合せる; 縢る
- おもいあわせる 【思い合(わ)せる】 (1)一つの事を他の事と比べて考える。考えあわせる。 「あれこれと―・せて迷う」 (2)思いあたる。 「われなりけりと―・せば,さりとも罪ゆるしてむ/源氏(夕顔)」
- さそいあわせる 【誘い合(わ)せる】 他人を誘っていっしょにある行動をする。
- むかいあわせる 【向かい合わせる・向い合せる】 向かい合うようにする。 「―・せて座る」
- かいあわせ 【貝合(わ)せ】 (1)平安時代の物合わせの一種。左右二組に分かれ,それぞれ貝を出して合わせ,その形・色・大きさ・珍しさなどの優劣を争う遊戯。 「この姫君と上との御方の姫君と―せさせ給はむとて/堤中納言(貝あはせ)」 (2)平安末期から起こった遊戯。三六○個の蛤(ハマグリ)の貝殻を両片に分かち,一片を地貝(ジガイ),一片を出貝(ダシガイ)といい,地貝はすべて甲を上にして伏せ,これに出貝を
- くいあわせ 【食い合(わ)せ】 (1)かみ合わせること。かみ合わせ。 (2)一緒に食べると有害であると考えられている食べ物の組み合わせ。ウナギと梅干し,スイカと天ぷらなど。また,それを同時に食べること。食べ合わせ。 「―が悪い」 (3)取引で,呑(ノ)み行為のこと。
- といあわせ 【問い合(わ)せ】 問い合わせること。尋ねて確かめること。 「電話での―に応じる」
- むかいあわせ 【向(か)い合わせ】 互いに相手と向かい合っている状態。向かい合い。 「―の座席になる」「―になる」
- あわせる 【合(わ)せる・併せる】 □一□ (1)二つの物がすきまなくぴったりと接するようにする。《合》「割れた茶碗の割れ目に接着剤を塗って,ぴったりと―・せる」「手を―・せて拝む」 (2)いくつもの数・量を合算する。足し合わせる。《合・併》「二と三を―・せると五だ」「二人の所持金を―・せても一万円にしかならない」 (3)食品・薬品などについて,数種類のものをまぜる。混合する。調合する。 「赤