いじる 意味
- 【弄る】
〔歴史的仮名遣い「いじる」とする説もある〕
(1)(必要もないのに)さわったり,動かしたりする。もてあそぶ。
「羽織のひもを―・る」
(2)本格的にではなく,趣味でする。遊びでする。何かをすることの謙称としても用いる。
「パソコンを―・っています」
(3)はっきりした目的・方針もなしに,あるいは部分的に組織などを改変する。
「機構を―・る」
(4)弱い者をいじめる。困らせる。
「腰ぬけて鬼婆々となつて嫁子を―・り/浮世草子・禁短気」
‖可能‖ いじれる
- あいじるし 【合(い)印】 (1)器物が一組であることを示すために,蓋(フタ)と身などにつけておくそろいの印。合い判。 (2)(「合標」とも書く)裁縫・木工などで,二つの物を合わせる時,ずれないように合わせ目の要所につける印。 (3)「合い印(イン)」に同じ。 (4)戦場で,敵と区別するために,兜(カブト)や鎧(ヨロイ)の袖,馬具などにつけるそろいの印。
- いじること いたずら; からかい
- えいじる 【映じる】 〔サ変動詞「映ずる」の上一段化〕 「映ずる」に同じ。 「新緑が湖面に―・じる」 ; 【詠じる】 〔サ変動詞「詠ずる」の上一段化〕 「詠ずる」に同じ。 「感ずるところを和歌に―・じる」
- たいじる 【退治る】 〔名詞「退治」の動詞化〕 (1)退治する。ほろぼす。 「三十分許でバツタは―・じた/坊っちゃん(漱石)」 (2)すっかり食べる。たいらげる。 「刺身は綺麗に―・じてしまつてあつた/青年(鴎外)」
- めいじる 【命じる】 〔サ変動詞「命ずる」の上一段化〕 「命ずる」に同じ。 「接待役を―・じる」 ; 【銘じる】 〔サ変動詞「銘ずる」の上一段化〕 「銘ずる」に同じ。 「肝に―・じる」
- さんぺいじる 【三平汁】 北海道の郷土料理。糠(ヌカ)漬けニシンあるいは塩ザケと野菜を煮込み,塩で味を調えた汁。酒粕を入れることもある。﹝季﹞冬。
- のっぺいじる 【能平汁・濃餅汁】 「のっぺい」と同様の料理で,汁の多いもの。﹝季﹞冬。
- 嘆じる・歎じる たんじる ◎③ 〔サ変動詞「嘆ずる」の上一段化〕 「嘆ずる」に同じ。 「世相を―・じる」
- 準じる・准じる じゅんじる ◎③ 〔サ変動詞「準ずる」の上一段化〕 「準ずる」に同じ。 「給与は社員に―・じる」
- 閉じる とじる 閉める しめる
- 高じる・昂じる こうじる ◎③ 〔サ変動詞「高ずる」の上一段化〕 「高ずる」に同じ。 「病が―・じる」
- いじ 【位次】 位階の上下による座席の順序。席次。 ; 【医事】 病気や傷の診察・治療に関すること。 「―評論」 ; 【意地】 (1)自分の考えを通そうと思う気持ち。強情な気持ち。 「男の―」 (2)気だて。気性。心根。 「―の悪い男」 (3)物をむさぼろうとする気持ち。特に,食べ物に対する執着。 「食い―」「―がきたない」 (4)〔仏〕 六識(ロクシキ)のうちの,意識
- 捩じる・捻じる・拗じる ねじる ② (1)「捩(ネジ)る(五段活用){※一※(1)}」に同じ。現代語では,「ねじ切る」「ねじこむ」「ねじ曲げる」など,主として複合語の中で用いられる。 「雁の頸を―・ぢて殺して/今昔 10」 (2)「捩(ネジ)れる」に同じ。 「柱ガ―・ヂタ/日葡」
- 混じる・交じる・雑じる まじる ② (1)ある物の中に,他の種類の物が少量入る。入る物が少なく,異物感の強い場合にいう。 「御飯の中に石が―・っていた」「雑念が―・る」 (2)仲間に加わる。交際する。 「老人も若い人に―・って走る」「ともかくも人に―・る折なければ/源氏(乙女)」 (3)野や林に分け入る。 「野山に―・りて竹を取りつつ/竹取」 〔「混ぜる」に対する自動詞〕 〝可能〞 まじれる
- あお-じる アヲ― [0] 【青汁】 (1) 生野菜をしぼった汁。 (2) ゆでたほうれんそうを裏ごしして加えた白味噌仕立ての汁。
例文
- トムはいつだって俺の服装をいじる。
- その鍵をいじるな!
- 俺はいじるぞ、好きなだけいじくり回す
- 更には 製品の形状もいじることができます
- コーヒーメーカーを いじる者がいなくなる
- コーヒーメーカーを いじる者がいなくなる
- ある1つの遺伝子をいじるだけでいいのです
- えっ? 面白いから いじるけどね。
- えっ? 面白いから いじるけどね。
- あなた テレビをいじるのはやめて