いなびかり 意味
- いな-びかり [3] 【稲光】 雷の電光。いなずま。 [季] 秋。
- なびかす 【靡かす】 (1)風・水の動きによって動くままにする。 「長髪を―・す」 (2)相手を自分の意に従わせる。 「時の有職と天の下を―・し給へる/源氏(賢木)」
- なびかせる 【靡かせる】 [従わせる] conquer; bring<a person> to terms;win over<by money> .靡く.
- なびか・す [3] 【靡かす】 (動サ五 [四] ) (1) 風・水の動きによって動くままにする。「長髪を―・す」 (2) 相手を自分の意に従わせる。「時の有職と天の下を―・し給へる/源氏(賢木)」
- いなびの 【稲日野】 「印南野(イナミノ)」に同じ。 「―の赤ら柏の時は有れど/古今六帖 6」
- いなび-の 【稲日野】 「印南野(イナミノ)」に同じ。「―の赤ら柏の時は有れど/古今六帖 6」
- あおびかり 【青光り】 青白く光ること。また,その光。 「―する刃(ヤイバ)」
- あお-びかり アヲ― [3] [0] 【青光り】 (名)スル 青白く光ること。また,その光。「―する刃(ヤイバ)」
- あかびかり 【垢光り】 垢や手ずれのために,衣服などがうすぎたなく光ること。 「―している服」
- あか-びかり [3] [0] 【垢光り】 (名)スル 垢や手ずれのために,衣服などがうすぎたなく光ること。「―している服」
- あぶら-びかり [4] 【油光り・膏光り】 (1) 油のために表面が光っていること。 (2) (衣服などが)汗・垢(アカ)・あぶらなどにより光っていること。
- くろびかり 【黒光り】 黒くてつやのあること。
- くろ-びかり [3] [0] 【黒光り】 (名)スル 黒くてつやのあること。
- しにびかり 【死に光り】 死に際しての,また死後の名誉。死に花。 「此人―,さながら,仏にもならるる心地せり/浮世草子・永代蔵 3」
- しに-びかり 【死に光り】 死に際しての,また死後の名誉。死に花。「此人―,さながら,仏にもならるる心地せり/浮世草子・永代蔵 3」
例文
- やがて、1本のすさまじい稲光(いなびかり)がツボに直撃。
- 雷の事を稲妻(いなずま:古来の表記は「いなづま」)とも呼び、稲妻の光を稲光(いなびかり)と呼ぶ。
- 稲妻(いなづま)・稲光(いなびかり) 稲穂が実る時期に雷が多いことから、古来、雷が稲を実らせると考えられていた。
- また、ここではそのもう一つの姿である「荒れ狂う稲光のシェルミー(あれくるういなびかりの-)」についても記述する。