简体版 繁體版
登録 ログイン

うせる 意味

読み方
"うせる"の例文"うせる"の英語"うせる"中国語の意味

意味モバイル版携帯版

  • 【失せる】
    (1)なくなる。消える。現代では,抽象的なものについていうことが多い。
    「やる気が―・せる」「立つ霧の―・せぬる如く/万葉 4214」
    (2)「行く」「去る」のくだけた言い方。
    「どこへでも―・せやがれ」
    (3)死ぬ。
    「それ―・せたまひて,安祥寺にてみわざしけり/伊勢 77」

  • きえうせる    【消え失せる】 (1)存在していたものが見えなくなる。人がいなくなる。 「重要書類が―・せた」「とっとと―・せろ」 (2)死ぬ。 「世に―・すと誰れか知るべき/行宗集」
  • にげうせる    【逃げ失せる】 逃げて行方がわからなくなる。逃げて姿をくらます。 「犯人はすでに―・せたあとであった」
  • やけうせる    【焼け失せる】 焼けてすっかりなくなる。焼失する。 「跡形もなく―・せる」
  • 消えうせる    物故する; かき消える; 失跡する; 消滅する; 掻き消える; お隠れになる; 入滅する; 神上る; 吹きとぶ; 薨ずる; 空しくなる; 崩じる; 消除する; 死没する; 消入る; 罷る; 遷化する; 卒去する; 吹飛ぶ; 消えいる; 神上がる; 事切れる; 他界する; 急死する; 消散する; 押死ぬ; 失せる; 隠れる; 逝去する; 帰寂する; 上天する; 消え入る; 易簀する; 消失せる;
  • 逃げうせる    遁げ出す; ずらかる; 退散する; 免れる; 逃げ走る; 逃げ去る; 逃出す; とんずらする; 逃奔する; 逃げ失せる; 逃走する; 逃げ出す; 逃げる; 逃がれる; 奔逸する; 逃亡する; 遁逃する; 逃げだす; 遁げる; 逃遁する; 遁走する
  • せる    【迫る】 (1)少しずつ,上方・前方へ移動する。 「―・り上がる」「―・り出す」 (2)催促する。急がせる。 「五兵衛行つて―・つてくれ/浄瑠璃・冥途の飛脚(中)」 ; 【競る・糶る】 (1)互いに相手に勝とうとして,あらそう。きそう。《競》「ゴール前で激しく―・る」 (2)競り売りにおいて,買い手がきそって高い値をつける。また,競り売りをする。 「―・り落とす」 (3)
  • 任せる・委せる    まかせる ③ (1)自分の権限などを他の人に譲って,仕事を代行してもらう。ゆだねる。まかす。 「店を息子に―・せる」「君の判断に―・せる」 (2)相手のなすがままにさせる。まかす。 「ご想像に―・せる」「相手の殴るに―・せて抵抗しない」「身を―・せる」「運を天に―・せる」 (3)進むままにしておく。まかす。 「足に―・せて山道を歩く」「筆に―・せて書き連ねる」 (4)物事が自然に
  • 噎せる・咽せる    むせる ◎② (1)煙・飲食物・香りなどに刺激されて息がつまる。また,のどがふさがれてせき込む。 「花の香に―・せる」「酒に―・せる」 (2)泣いて息をつまらせる。 「わかれむほどのわりなさを思ひ,―・せたるも/源氏(明石)」 (3)悲しみなどで心がふさがる。 「我妹子(ワギモコ)が植ゑし梅の木見るごとに心―・せつつ涙し流る/万葉 453」
  • 果せる・遂せる    おおせる ③ (普通,他の動詞の連用形に付いて)すっかり…する。見事になしとげる。 「逃げ―・せる」「よく縫ひ―・せたり/落窪 1」
  • 痂せる・悴せる    かせる ◎ (1)ひからびる。また,傷やでき物の表面が乾く。 「おできが―・せる」 (2)かぶれる。 「漆ニ―・セタ/ヘボン(三版)」 (3)やせこける。やつれる。 「―・セタ人/日葡」
  • 痩せる・瘠せる    やせる ◎ (1)体の肉が落ちて細くなる。 ⇔太る ⇔肥える 「病気で―・せる」「少し―・せて細やかなるぞよき/枕草子 53」 (2)土地に植物を生長させる力がなくなる。 ⇔肥える 「―・せた土地」 痩せても枯れても どんなに衰えまたはおちぶれても。 「―武士のはしくれ」「―男一匹」 痩せる思い やせ細るほどの辛い思い,また苦労。
  • 臥せる・伏せる    ふせる ② 横になって寝る。多くは病気で床につく場合にいう。 「風邪で―・っております」「月のかたぶくまで―・りて/伊勢 4」
  • あか・せる     [3] 【飽かせる】 (動サ下一) [文] サ下二 あか・す 「飽かす」に同じ。「金に―・せて集めた絵」
  • あせる    【焦る】 (1)早くやろう,うまくやろうと思っていらいらする。 「勝ちを―・って失敗する」 (2)気がはやって,足をばたばたさせる。 「―・る上馬(アガリウマ)に乗りて/梁塵秘抄」 ; 【褪せる】 〔「浅(ア)す」と同源〕 (1)時間が経過したり,光線が当たったりして,色・つやなどが薄くなる。色がさめる。 「色―・せた洋服」 (2)もとの美しさや力を失う。衰える。 「色
  • あび・せる     [0] 【浴びせる】 (動サ下一) [文] サ下二 あび・す (1) 水などを大量に,相手の体に勢いよくかける。比喩的にも用いる。「頭から冷水を―・せる」 (2) たくさんの細かいものを相手の体全体にかける。また,打撃を与える。「トラックがほこりを―・せて走り去る」「集中砲火を―・せる」「一太刀(ヒトタチ)―・せる」 (3) 相手に対し集中的に非難・賞賛や質問の言葉を発する。

例文

  • 希望はもう行かないだろうせる 刑務所に。
  • これも食べなよ。 元気 消えうせる味だけど。
  • うせるつもりはない
  • しかし、闇に光が当たると、闇はたちまち消えうせる
  • よし、常の、この世の夢をさましてくれるな)」といって消えうせる
  • 安居院法印は供養を約束し、里の女実は紫式部の霊は、石山寺で会おうといって消えうせる
  • もしも、恒真式のみで命題群を提示する時があるとしたら、諸命題そのものの存在は消えうせる
  • 一時的でしかも場所固有なので、そこに恒久設置された作品ではない限り会期後は消えうせることになる。
  • 神隠し(かみかくし)とは、日本古来の民俗的な事象であり、人間がなんの理由も無く突然消えうせる現象のこと。