えぐりだす 意味
- 【抉り出す】
(1)えぐって取り出す。
「病巣を―・す」
(2)隠されていることを探り出して明るみに出す。
「真相を―・す」
‖可能‖ えぐりだせる
- さぐりだす 【探り出す】 ひそかに調べたりして知る。 「仕入れ先を―・す」 ‖可能‖ さぐりだせる
- たぐりだす 【手繰(り)出す】 たぐって少しずつ引き出す。比喩的にも用いる。 「彼等の口から,その身の上話を少しづつ―・さうと試みた/飇風(潤一郎)」
- えぐり 【抉り・刳り】 (1)えぐること。刃物などでくりぬくこと。 (2)風変わりな趣向で人を驚かすこと。うがち。
- えぐりぶね 【刳り舟】 一本の大木の中をえぐりとってつくる舟。丸木舟。彫り舟。くりぶね。
- えぐり取る を洗う; さらって行く; …を洗う; …に穴をあける; 浸食する; …に打ち寄せる; 流し去る; えぐって…をつくる; …を押し流す
- えぐり-だ・す ヱグリ― [4] [0] 【抉り出す】 (動サ五 [四] ) (1) えぐって取り出す。「病巣を―・す」 (2) 隠されていることを探り出して明るみに出す。「真相を―・す」 [可能] えぐりだせる
- えぐり-ぶね ヱグリ― [4] 【刳り舟】 一本の大木の中をえぐりとってつくる舟。丸木舟。彫り舟。くりぶね。
- あぶりだす 【炙り出す】 (1)火であぶって,書かれている文字・絵などを現し出す。 (2)(多く受け身の形で)他の面からの考察・照合などによって,隠されていることを明らかにする。 「大臣の談話によって法案の真の狙いが―・された」 ‖可能‖ あぶりだせる
- いびりだす 【いびり出す】 いびって,逃げ出すように仕向ける。 「嫁を―・す」 ‖可能‖ いびりだせる
- いぶりだす 【燻り出す】 いぶして中にいる虫・獣などを外に追い出す。いぶしだす。 「狸(タヌキ)を―・す」
- うりだす 【売(り)出す】 (1)売り始める。 「新薬を―・す」 (2)世間に広く知られるようにして,大いに売る。 「新人歌手を―・す」 ‖可能‖ うりだせる
- えりだす 【選り出す】 「えらびだす」に同じ。 「よい物だけを―・す」
- おくりだす 【送り出す】 (1)内から外へ出て行く人を出発させる。 「客を―・す」 (2)品物を届け先に向けて運び出す。発送する。 「引っ越し荷物を―・す」 (3)世の中へ出す。 「名作を世に―・す」 (4)相撲で,相手を後ろから押して土俵の外に出す。 ‖可能‖ おくりだせる
- おりだす 【織(り)出す】 (1)織って作り出す。 「縞模様(シマモヨウ)を―・す」 (2)織り始める。
- かりだす 【借(り)出す】 借りて持ち出す。 「図書館から本を―・す」 ‖可能‖ かりだせる ; 【駆(り)出す・狩(り)出す】 (1)動物などを隠れ場所から追い立てて出す。 「勢子(セコ)が熊を―・す」 (2)強制的に人を引っ張り出す。 「町内の大掃除に―・される」 ‖可能‖ かりだせる
例文
- 膝をつかねば肺をえぐりだすぞ 少年
- 私の目をえぐりだすんだ