おっぽ 意味
- あおっぽい 【青っぽい】 (1)青みを帯びている。 「―・い双子の著物(キモノ)を著たお銀であった/黴(秋声)」 (2)若くて世間知らずである。未熟だ。 「―・い考え方」
- おっぽる 【おっ放る】 〔「おっ」は接頭語〕 「放る」を強めた俗な言い方。放り出す。放ったままにする。 「仕事を―・って遊びほうける」
- しおっぽ シー・アンカー; 海錨
- おっぽらかす 〔「おっ」は接頭語〕 投げ出したままにする意の俗な言い方。ほうりっぱなしにする。ほっぽらかす。 「約束を―・して遊びに行く」
- おっぽりだす 【おっ放り出す】 〔「おっ」は接頭語〕 「放り出す」を強めた俗な言い方。 「窓からごみを―・す」「仕事を―・してでかける」 ‖可能‖ おっぽりだせる
- おっ 急に気がついたときや,驚いたときに思わず発する声。 「―,そうだ」「―,あれはなんだ」 ; 〔動詞「押す」の連用形「押し」の転〕 主として動詞に付いて,語調・意味を強める。勢いよく…する,いきなり…する,などの意を表す。 「―ぱじめる」「―ぴろげる」
- っぽ 名詞に付いて,そのような立場・状態にある人,その土地出身の男などの意を表す。 「書生(シヨセ)―」「薩摩―」
- うおっ! こらっ!
- おっか 【屋下】 ⇒おくか(屋下)
- おっす 〔「おす」の転。近世江戸の遊里語〕 (1)「おす{(1)}」に同じ。 「それにやちいつといりくんだわけが―・して/洒落本・虚実情夜桜」 (2)(補助動詞) 「おす{(2)}」に同じ。 「上総屋へ来なんすは大方重さんで―・せう/黄表紙・世諺口紺屋雛形」「ばからしう―・す/咄本・無事志有意」 〔活用は助動詞「いす」に同じ〕
- おっそ 【越訴】 (1)一定の順序を経ないで,直接上級の官司に訴えること。律令制以降,全時代を通じて原則として禁止され,特に江戸幕府はこれに厳罰を与えた。えっそ。 (2)中世の訴訟手続きで,判決の過誤の救済手続き。敗訴した者が,判決に誤りがある旨を書面で訴え出て,再審理を求めること。
- おって 【追っ手】 〔「おいて」の転〕 逃げる罪人などを捕らえようとして追いかける者。 「―がかかる」 ; 【追って・追而】 (1)のちほど。近いうちに。《追》「詳細は―御通知申し上げます」 (2)(書簡や掲示文などで)本文のあとにつけ加える意を表す。 「―,日時は六月六日…」
- おっと (1)急に気付いたときや,驚いたりしたときに発する語。 「―,ここだ」「―,危ない」 (2)応答や呼びかけに用いる語。 「―合点だ」「―待ってくれ」 ――任せ 待ち構えていたときなどに発する言葉。よしきた。 「―と,むつくと起き/浄瑠璃・天の網島(中)」 ; 【夫】 〔「おひと(男人)」の転〕 夫婦のうち,男の方。配偶者である男。亭主。 ⇔妻
- おっ・す (動サ特活) (「おす」の転。近世江戸の遊里語) (1) 「おす{ (1) }」に同じ。「それにやちいつといりくんだわけが―・して/洒落本・虚実情夜桜」 (2) (補助動詞) 「おす{ (2) }」に同じ。「上総屋へ来なんすは大方重さんで―・せう/黄表紙・世諺口紺屋雛形」「ばからしう―・す/咄本・無事志有意」 (活用は助動詞「いす」に同じ)
例文
- おんぼ/おっぽ:おんぶ。
- おっぽしるで「折る」。
- 越法罪(おっぽうざい)とは、仏教(特に密教)の罪の一種である。
- 「追いはぎが出たら、駕籠をおっぽり出してその場で逃げればいいよ。
- 乙宝寺(おっぽうじ)は新潟県胎内市乙(きのと)にある真言宗智山派の寺院。
- このような非器(器で無い者)の行為は越法罪(おっぽうざい)、あるいは越三昧耶(おつさんまや)といい、本来許されないことであるとされる。
- 尾(お、英語 Tail)、別名尻尾(しっぽ)、尾っぽ(おっぽ)は動物の後部(頭の反対側)であり、特にはっきりとしたしなやかな、体幹の付属肢の事をいう。