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おんな 意味

読み方:
"おんな"の例文"おんな"の英語"おんな"中国語の意味

意味モバイル版携帯版

  • 【嫗】
    〔「おみな」の転〕
    老女。老婆。おうな。
    「いまに―をなん召す/枕草子 259」

  • 【女】
    〔「をみな」の転〕
    (1)ヒトの性のうち,子供を生むための器官と生理をもつ方の性。女性。女子。
    ⇔おとこ
    「―物」「―湯」
    (2)優しさ・しとやかさ・弱さ・消極性など,一般に女性に備わると考えられている特質に着目した場合の,女性。
    「―一人で一家を支える」
    (3)成人した女性。成熟した女性。
    「―になる」「―を感じさせるしぐさ」
    (4)愛人。情婦。妾。
    「夫に―ができていた」「―をこしらえる」
    (5)女性としての価値。また,器量のよしあし。
    「―をあげる」
    (6)売春婦。商売女。
    (7)下女。女中。
    (8)妻。女房。
    「―,言いわけないかいやい/浄瑠璃・堀川波鼓(中)」
    ――氏(ウジ)無くして玉の輿(コシ)に乗る
    女は良い家柄の生まれでなくても,容姿が美しければ富貴の人の妻になり出世できる。
    ――賢(サカ)しくて牛売り損なう
    女は利口のようでも,大局を見ずに目先の利にとらわれて失敗する。女賢しくて牛売られぬ。
    ――三界(サンガイ)に家なし
    〔「三界」は仏語で,欲界・色界・無色界,つまり全世界のこと〕
    女は三従といって,幼い時は親に従い,嫁に行っては夫に従い,老いては子に従わなければならないとされるから,一生の間,広い世界のどこにも安住の場所がない。女に定まる家なし。
    ――三人寄れば姦(カシマ)しい
    〔「女」の字が三つ集まると,騒がしい意の「姦」という字になることから〕
    女はおしゃべりだから三人も集まるとやかましいということ。
    ――にな・る
    (1)成長して一人前の女性になる。月経がはじまる。娘が年頃になる。
    (2)処女でなくなる。男を知る。
    ――の足駄(アシダ)にて造れる笛には秋の鹿(シカ)寄る
    男は女の色香に迷いやすいことのたとえ。
    ――の一念岩(イワ)をも通す
    女の執念の強いことのたとえ。
    ――の髪の毛には大象(タイゾウ)も繋(ツナ)がる
    女の色香が男をひきつけ,男を支配する力の強いことのたとえ。
    ――の腐ったよう
    ぐずぐず言って態度のはっきりしない男をののしっていう言葉。
    ――は門(カド)開き
    〔天の岩戸に隠れた天照大神(アマテラスオオミカミ)を,天鈿女命(アマノウズメノミコト)が踊りによって,外に招き出したことから〕
    女性はめでたく縁起がよい。
    「申し,―と申してめでたいものでござる/狂言記・連尺」
    ――は化け物
    女は化粧や着物・髪形などで実際よりも美しく変わったり,年齢を隠したりできる。
    ――を知・る
    男が,女と初めて肉体関係をもつ。

  • あだし-おんな    ―ヲンナ [4] 【徒し女】 真心のない女。浮気女。
  • あめおんな    【雨女】 その人が何かしようとしたり現れたりすると雨になると,冗談めかして言われている女性。
  • あめ-おんな    ―ヲンナ [3] 【雨女】 その人が何かしようとしたり現れたりすると雨になると,冗談めかして言われている女性。
  • あるおんな    【或る女】 小説。有島武郎作。1919年(大正8)刊。自我に目覚めた明治の新しい女性早月葉子が,現実生活の中で生きる方向を失い,苦悩する姿を重厚なリアリズムで描いた作者の代表作。
  • いろおんな    【色女】 (1)美人。器量のよい女。 (2)色気のある女。 (3)情婦。愛人。いろ。 (4)遊女。 「かかへの―にやさしうあたるかかはすくなきなり/浮世草子・好色貝合」
  • いろ-おんな    ―ヲンナ [3] 【色女】 (1) 美人。器量のよい女。 (2) 色気のある女。 (3) 情婦。愛人。いろ。 (4) 遊女。「かかへの―にやさしうあたるかかはすくなきなり/浮世草子・好色貝合」
  • おうみ-おんな    アフミヲンナ [4] 【近江女】 能面の一。江戸時代,児玉近江の創型による女面。増(ゾウ)の一種。
  • おおおんな    【大女】 体がとびぬけて大きい女。
  • おお-おんな    オホヲンナ [3] 【大女】 体がとびぬけて大きい女。
  • おとこ-おんな    ヲト―ヲンナ [4] 【男女】 男でありながら女のような,また女でありながら男のような性徴・性質をもつ者。半陰陽の人間。
  • おんない    【恩愛】 「おんあい(恩愛)」の連声。
  • おんなうん    【女運】 男にとっての,女に関するめぐり合わせ。 ⇔男運
  • おんなえ    【女絵】 (1)平安時代の用語で,貴族の女性たちが愛好した「源氏物語絵巻」などの物語絵のような,情趣に富んだ絵かという。 「―のをかしきにいとよう似て/紫式部日記」 →男絵 (2)美人画。
  • おんなおび    【女帯】 女性がしめる帯。 ⇔男帯
  • おんなおや    【女親】 母親。母。 ⇔男親

例文

  • 彼はようやくそのおんなと手をきった。
  • 全部まったくおんなじように見える。
  • 「ママ、褐色矮星ってどれくらいの大きさなの?」「褐色矮星はね、木星とおんなじくらい。
  • ええっ? あたしも おんなじ夢 見たわ
  • ええっ? あたしも おんなじ夢 見たわ
  • おんなじ事言ったの これで今日3回目よ
  • お前 倉田と おんなじ目してるもんな。
  • お前 倉田と おんなじ目してるもんな。
  • あの男と おんなじ格好をした 中尾だ!
  • あの男と おんなじ格好をした 中尾だ!
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