かこきゅう 意味
- 【過呼吸】
〔医〕 何らかの原因によって,必要以上に呼吸を行うこと。
- いっ-こきゅう ―コキウ [3] 【一狐裘】 一枚のキツネの皮衣。 ――三十年 (「礼記(檀弓下)」より。春秋時代,斉の晏子(アンシ)が一枚のキツネの皮衣を三十年も着たという故事から) 非常に倹約なことのたとえ。
- えら-こきゅう ―コキフ [3] 【鰓呼吸】 鰓を用いて水中の酸素をとりこむ外呼吸。 鰓
- か-こきゅう クワコキフ [2] 【過呼吸】 (医) 何らかの原因によって,必要以上に呼吸を行うこと。
- がい-こきゅう グワイコキフ [3] 【外呼吸】 生物が外界から酸素を体内にとり入れ,二酸化炭素を排出するガス交換。肺呼吸・皮膚呼吸・鰓(エラ)呼吸など。 内呼吸 呼吸
- きざ-こきゅう ―コキフ [3] 【起座呼吸】 心不全のとき,臥位より起き上がった方が呼吸が楽なため,起座位でものによりかかった姿勢をとること。
- こきゅう 【故旧】 (1)古くからの知り合い。古いなじみ。旧知。 「―忘れ得べき」「―に聞く所に拠れば/伊沢蘭軒(鴎外)」 (2)昔のこと。[日葡] ; 【故宮】 もとの宮殿。古い宮殿。 「越の国へ帰て,住み来し―を見給へば/太平記 4」 ; 【呼吸】 (1)息を吸ったり吐いたりすること。 「きれいな空気を―する」「―を整える」 (2)動作の間(マ)の取り方など,物事を巧みに行
- こきゅうき 【呼吸器】 外呼吸を行うために分化した器官。高等脊椎動物の肺,魚類の鰓(エラ),クモ類の書肺,昆虫類の気管など。呼吸器官。
- こきゅうさ 【呼吸鎖】 呼吸によって生じた水素がミトコンドリア内の一連の酵素に次々と受け渡され,最後に,外から取り込まれた酸素と結合して水となる過程。また,それに関与する酵素系。 →電子伝達系
- こきゅう-おん ―キフ― [2] 【呼吸音】 呼吸に伴って気管支・肺から発せられる音。種々の疾患や年齢でその特徴が変化する。
- こきゅう-き ―キフ― [2] 【呼吸器】 外呼吸を行うために分化した器官。高等脊椎動物の肺,魚類の鰓(エラ),クモ類の書肺,昆虫類の気管など。呼吸器官。
- こきゅう-きん ―キフ― [0] [2] 【呼吸筋】 呼吸運動にあずかる筋肉。肋間筋や横隔膜など。胸郭の拡大・収縮を行う。
- こきゅう-こん ―キフ― [2] 【呼吸根】 気根の一種。空中に伸び出て通気をはかる。酸素の欠乏しやすい泥沢地などに生えるマングローブ植物やヌマスギ・ミズキンバイにみられ,他の部分の根とは異なるさまざまな形態をもつ。
- こきゅう-さ ―キフ― [2] 【呼吸鎖】 呼吸によって生じた水素がミトコンドリア内の一連の酵素に次々と受け渡され,最後に,外から取り込まれた酸素と結合して水となる過程。また,それに関与する酵素系。 電子伝達系
- こきゅう-しき ―キフ― [0] [2] 【呼吸式】 呼吸運動の形式。胸郭運動による胸式と横隔膜運動による腹式とがある。
- こきゅう-じゅ ―キフ― [2] 【呼吸樹】 ナマコ類の呼吸器官。総排出腔から,細かく枝分かれした二本の管が体腔内に伸びたもの。肛門から海水を出入させてガス交換を行う。水肺。
例文
- 過呼吸(かこきゅう)とは、必要以上の換気活動をおこなうこと。
- 過呼吸症候群(かこきゅうしょうこうぐん)、また呼吸により血液がアルカリ性に傾くことから呼吸性アルカローシスとも呼ばれる。