かじりつく 意味
- 【齧り付く】
(1)かみつく。かぶりつく。
「リンゴに―・く」
(2)しっかりとりつく。しがみついて離れまいとする。また,懸命に取り組む。
「母親に―・く」「石に―・いてもやりぬく」「机に―・いて勉強する」
(3)地位などから離れまいとして,未練がましくしがみつく。
「社長のいすに―・く」
‖可能‖ かじりつける
- 石にかじりついてでも 石に齧りついてでも; 石に齧り付いてでも
- 石にかじりついても 意地でも; どんなことをしてでも; なんとかして; 石に齧りついても; 石に齧り付いても
- じりつくんれんほう 【自律訓練法】 精神療法の一。段階的に自己暗示の練習を行うことで,緊張をとりのぞき心身を好ましい状態にする。心身症・神経症などの治療やストレス解消・健康増進などに用いられる。1932年シュルツ(J.H.Schultz)が提唱。
- じりつ 【而立】 〔論語(為政)「三十而立」から〕 三〇歳の異名。 ; 【自立】 (1)他の助けや支配なしに自分一人の力で物事を行うこと。ひとりだち。独立。 「親もとを離れて―する」 (2)自ら帝王の位に立つこと。 「其後―して呉王となる/中華若木詩抄」 ; 【自律】 (1)他からの支配や助力を受けず,自分の行動を自分の立てた規律に従って正しく規制すること。 「学問の―性」
- かじり-つ・く [4] 【齧り付く】 (動カ五 [四] ) (1) かみつく。かぶりつく。「リンゴに―・く」 (2) しっかりとりつく。しがみついて離れまいとする。また,懸命に取り組む。「母親に―・く」「石に―・いてもやりぬく」「机に―・いて勉強する」 (3) 地位などから離れまいとして,未練がましくしがみつく。「社長のいすに―・く」 [可能] かじりつける
- ききかじり 【聞き齧り】 聞きかじること。聞きかじった事柄。 「―の知識」
- きき-かじり [0] 【聞き齧り】 聞きかじること。聞きかじった事柄。「―の知識」
- すねかじり 【臑噛り】 親などから生活費をもらって生活すること。また,その人。 「親の―」
- すね-かじり [3] 【臑噛り】 親などから生活費をもらって生活すること。また,その人。「親の―」
- なまかじり 【生齧り】 ちょっとばかり聞きかじっていること。知識がなまはんかで,本質を十分に理解していないこと。 「―の知識をひけらかす」
- なま-かじり [0] 【生齧り】 (名)スル ちょっとばかり聞きかじっていること。知識がなまはんかで,本質を十分に理解していないこと。「―の知識をひけらかす」
- まるかじり 【丸齧り】 小さく切ったりしないで,そのままかじること。 「りんごを―する」
- まる-かじり [0] 【丸齧り】 (名)スル 小さく切ったりしないで,そのままかじること。「りんごを―する」
- 生かじりの 芸術好きの; 素人芸の
- じりつご 【自立語】 国文法での単語の二大別の一。ある観念を表し,文中で単独でも文節を構成することのできる語をいう。名詞・代名詞・動詞・形容詞・形容動詞・連体詞・副詞・接続詞・感動詞の類。詞。 ⇔付属語
例文
- とテレビにかじりつく憎めないキャラクターとして描かれている。
- 輪切りにせず、アルミホイルなどに包んで、そのままかじりつく場合もある。
- 「かじりつくす」は10ダメージだが、コイントスで表が出た場合60ダメージが追加される。
- 上下2本(計4本)の歯しか生えていないように見えるが、お尻にかじりつく瞬間は歯が増えている。
- 吸血性の小さな哺乳類で、3mほど離れたところから大型動物に飛びつき、針のように細長い顎と牙状になった上下の犬歯、鉤爪のある前肢で獲物の体にかじりつく。
- 超能力を使うときは「心の中を…」とナレーションが入り、やや抽象的な表現からその真意が見えてくるというカットが入る(例:桃にかじりつく菊丸⇒おしりにかみついている)。
- こうした身の守り方をしているため、カサガイ類を意味する英語の limpet は「しつこくまといつく人」、「地位にかじりつく役人」などを指す語としても転用されている。
- 1歳下の妹・マーシャは赤毛である上にさえない顔立ちで、家族からもメイドからも友達からも愛されず、時々兄がテレビに出るのを楽しみに、テレビにかじりつく毎日を過ごしていた。
- このような隠語が生まれたのは、シンナーの入った袋を口にあてて吸い込むさまが、あんパンを食べる様子(大手メーカー製品などの個包装されたものを袋に入ったまま手に持ち、パンを少しずつ押し出しながらかじりつく様)に似ていたからとされる。