かすり 意味
- 【掠り・擦り】
(1)かすること。表面をさっとなでて過ぎること。
(2)上前をはねること。口銭を取ること。また,そのもうけ。
「―をとる」
(3)わずかな金もうけ。
「川ごしの賃銭ばかりで,台の賃が―になりやす/滑稽本・膝栗毛 7」
(4)かすり傷。
「少しの―で水に浸つた故か気を失うた/歌舞伎・助六」
(5)ことば遊びの技法の一。同音異義または類似の音をもつ語によって,本来の意味とは別の意味を掛けもたせるもの。
- 【絣・飛白】
部分的に染めた織り糸を用いて,ところどころかすったような模様を織り出した織物。また,その模様。
- あかすり 【垢擦り】 入浴の際,垢を落とすのに用いるもの。呉絽(ゴロ)のきれ・軽石・ヘチマなど。
- かすりいわ 【飛白岩】 ⇒斑糲岩(ハンレイガン)
- かすりきず 【擦り傷】 皮膚を物がかすってできる浅い傷。擦過傷。 「―程度ですんだ」
- かすりとり 【掠り取り】 他人の上前をはねること。また,その人。 「喰いかせぎと―,為になる人稀なれば/人情本・辰巳園 4」
- かすりふで 【掠り筆】 〔「かすれふで」とも〕 (1)墨跡をかすれさせる筆法。渇筆(カツピツ)。かすれふで。 (2)水墨画で,量感などを出すためにわざと墨をかすれさせる技法。擦筆(サツピツ)。
- かすり傷 掻傷; 疵跡; 痕; 疵痕; 瘡痕; 傷痕; 創痕; 掠疵; 摩; 傷; 摺; 古疵; 引き攣り; 創痍; 引っ攣れ; 瘢痕; すり疵; 掻疵; 擦り疵; 傷跡; 摩れ; 掠り; 摺れ; 傷口; 痕跡; 引っつり; 微瑕; 引っつれ; 擦り傷; 掠り傷; 疵ぐち; 擦過傷; 疵; きず口; 擦れ; 残痕; 擦りきず; 疵あと; 切傷; 古創; かすり疵; 擦疵; 引攣り; すり傷; 爪痕; 微
- かすり疵 摺れ; 痕跡; 傷口; 掠り; 引っつり; 引っつれ; 微瑕; 擦り傷; 摩れ; 擦り疵; 傷跡; すり疵; 掻疵; 引っ攣れ; 創痍; かすり傷; 瘢痕; 古疵; 引き攣り; 傷痕; 摩; 創痕; 掠疵; 摺; 傷; 掻傷; 疵跡; 痕; 瘡痕; 疵痕; 掠り疵; 切疵; すりむけ; 引っ攣り; 切り疵; 引攣; 傷ぐち; 爪跡; 掻き傷; 浅傷; 擦傷; 古傷; 擦痕; 掠傷; 掻き疵;
- かすり-いわ ―イハ [3] 【飛白岩】 斑糲岩
- かすり-きず [3] 【擦り傷】 皮膚を物がかすってできる浅い傷。擦過傷。「―程度ですんだ」
- かすり-とり 【掠り取り】 他人の上前をはねること。また,その人。「喰いかせぎと―,為になる人稀なれば/人情本・辰巳園 4」
- かすり-ふで [3] 【掠り筆】 (「かすれふで」とも) (1) 墨跡をかすれさせる筆法。渇筆(カツピツ)。かすれふで。 (2) 水墨画で,量感などを出すためにわざと墨をかすれさせる技法。擦筆(サツピツ)。
- いかすり-の-かみ ヰカスリ― 【座摩の神】 (「いかすり」は居所知(イカシリ)からといわれる) 皇居の地を守る神。ざまのかみ。
- かすりの着物 上品なもの
- いかすりのかみ 【座摩の神】 〔「いかすり」は居所知(イカシリ)からといわれる〕 皇居の地を守る神。ざまのかみ。
- すりもどろかす 【摺り斑かす】 まだら模様に摺り染めにする。 「―・したる水干/枕草子 119」
例文
- 彼女はその事故でかすり傷を負った。
- そうすれば かすり傷一つ無かっただろう
- そうすれば かすり傷一つ無かっただろう
- そんなの どうにかすりゃ いいだろ!
- なんとかすりゃ いける気がするってばよ!
- 《今の時代 もっと使いやすい あかすりが
- 私はほんのかすり傷でも 血が怖くて...
- エビス先生 お怪我を? かすり傷ですよ。
- エビス先生 お怪我を? かすり傷ですよ。
- エビス先生 お怪我を? かすり傷ですよ。