かなめいし 意味
- 【要石】
(1)茨城県の鹿島神宮にある神石。根が深く,地震を鎮めているという。
「ゆるぐともよもや抜けじの―/浄瑠璃・用明天皇」
(2)〔建〕 石や煉瓦でアーチを造る際,最後に頂点に入れて他を固定するための楔形(クサビガタ)の石。剣石。楔石。キーストーン。
(3)物事の支えとなる大切な事柄や人物。
「是ぞお留守の―/浄瑠璃・神霊矢口渡」
(4)「役石(ヤクイシ)」に同じ。
(5)露地の飛び石の一。他の石より少し高く据えてあり,この石の上から露地の景がよく眺められる。
- かなめ-いし [3] 【要石】 (1) 茨城県の鹿島神宮にある神石。根が深く,地震を鎮めているという。「ゆるぐともよもや抜けじの―/浄瑠璃・用明天皇」 (2) (建) 石や煉瓦でアーチを造る際,最後に頂点に入れて他を固定するための楔形(クサビガタ)の石。剣石。楔石。キーストーン。 (3) 物事の支えとなる大切な事柄や人物。「是ぞお留守の―/浄瑠璃・神霊矢口渡」 (4) 「役石(ヤクイシ)」
- なめいし 【大理石】 〔なめらかな石の意〕 大理石(ダイリセキ)。
- かなめ 【要】 (1)物事の最も大切な点や事柄,また人物。要点。 「チームの―」「肝心―のところで失敗する」 (2)扇の骨を留めるのに用いる釘。また,扇のその場所。 (3)「要黐(カナメモチ)」の略。
- なめ-いし [2] 【大理石】 (なめらかな石の意) 大理石(ダイリセキ)。
- かなめがき 【要垣・金目垣】 要黐(カナメモチ)で造った生け垣。
- かなめの 肝心
- かなめのき 【要の木・金目の木】 要黐(カナメモチ)の別名。
- かなめもち 【要黐】 バラ科の常緑小高木。暖地に自生。庭木や生け垣とする。葉は厚く,長楕円形。若葉と落葉前の葉は赤い。五,六月,白色の小花を多数開く。材は堅く強く,扇の骨や,鎌(カマ)の柄,車軸などにする。アカメモチ。ソバノキ。
- かなめん 【鉄面】 武具の一。顔面を防ぐのに用いる。顔面全部を覆うものを面頬(メンボオ),目の下を覆うものを半頬(ハンボオ),頤(オトガイ)に当てるものを猿頬(サルボオ)という。
- かなめ-がき [3] 【要垣・金目垣】 要黐(カナメモチ)で造った生け垣。
- かなめ-の-き [5] 【要の木・金目の木】 要黐(カナメモチ)の別名。
- かなめ-もち [3] 【要黐】 バラ科の常緑小高木。暖地に自生。庭木や生け垣とする。葉は厚く,長楕円形。若葉と落葉前の葉は赤い。五,六月,白色の小花を多数開く。材は堅く強く,扇の骨や,鎌(カマ)の柄,車軸などにする。アカメモチ。ソバノキ。
- なめらかな 光沢のある; 白い; 冷たい; しゅすのような; すべすべした; すべすべとした; しゅすの
- かたなめい 【刀銘】 刀剣を刃を上にして差した時,中子(ナカゴ)の差し表側になる方に入れた作者の銘。 ⇔太刀(タチ)銘
- かんじん-かなめ [0] 【肝心要・肝腎要】 (名・形動) [文] ナリ (「肝心」を強調した語) 特に大切である・こと(さま)。「―のご本人が欠席してしまった」
例文
- 108の魂が集まり、「かなめいし」のひび割れに封印されている。
- 妖怪獣や巨石・要石(かなめいし)を操る念力、特定の人物に毛を植えつけ、苦しめたり支配する呪術を用いる。
- 鹿島の名家・我舞家の当主として産まれ、鹿島神宮にそびえる「要石」(かなめいし)を守ることを使命としていた。
- 本堂東側の要石(かなめいし)は、旧本堂の礎石と伝えられ「へそ石」とよばれ、下京の中心地であるといわれている。
- 要石(かなめいし)は、茨城県鹿嶋市の鹿島神宮と千葉県香取市の香取神宮にあり、地震を鎮めているとされる、大部分が地中に埋まった霊石。
- 境内の要石(かなめいし)は、地震を起こす大鯰の頭を抑える杭と言われ、見た目は小さいが地中部分は大きく、決して抜くことはできないと言い伝えられている。
- アイテム「かなめいし」を使用して「みたまのとう」を修復したのち、ワイヤレス通信を利用し、地下通路で延べ32人以上のプレイヤーと会話をした状態で「みたまのとう」を調べると出現する。
- 後に鹿島神宮にある要石(かなめいし)が地震をおさえているとの伝承から、鹿島神宮の祭神であるタケミカヅチが地震を防ぐ神とされるようになったが、記紀にはタケミカヅチと地震を関連づけるような記述はない。