かばね 意味
- 【姓】
(1)古代の豪族が氏(ウジ)の下につけた称号。臣(オミ)・連(ムラジ)・造(ミヤツコ)・直(アタイ)・首(オビト)・史(フビト)・吉士(キシ)など三十種余に及ぶ。古くは氏人が氏の長(オサ)に付した尊称であったが,朝廷のもとに諸豪族が組織づけられるにつれて政治的・社会的な序列を示すものとなり,世襲されるようになった(氏姓制度)。684年,天武天皇が八色(ヤクサ)の姓を定め,皇親を中心として再編成したが,氏よりも家(イエ)に分裂する傾向が強まる中で自然消滅した。
(2)氏(ウジ)。
「皇胤なれど―給ひてただ人にて仕へて/大鏡(基経)」
- 【屍・尸】
(1)死体。死骸。しかばね。
「―を山野にさらす」「―に鞭(ムチ)打つ」
(2)骸骨。
(3)「尸冠(シカバネカンムリ)」に同じ。
- あかばね 【赤羽】 東京都北区の北部の地域。低地は工業地区。赤羽駅周辺は商業地区。台地は住宅団地として発展。
- あかばね-せん 【赤羽線】 JR 東日本の鉄道線。東京都池袋・赤羽間,5.5キロメートル。埼京線の電車が直通運転。
- かばねがき 【姓書】 氏名に添えて,姓を書くこと。藤原家隆朝臣(アソン),大伴宿禰(スクネ)の類。
- かばね-がき 【姓書】 氏名に添えて,姓を書くこと。藤原家隆朝臣(アソン),大伴宿禰(スクネ)の類。
- かばね-どころ 【尸所】 死体を埋める所。墓場。また,死に場所。「父や祖父が―とて知行せんにも/盛衰記 22」
- しかばね 【屍・尸】 〔「しにかばね」の意〕 (1)死んだ人の体。死骸(シガイ)。かばね。 「生ける―」 (2)「尸冠(シカバネカンムリ)」に同じ。 ――に鞭(ムチ)打・つ 死んだ人の悪口を言う。死屍(シシ)に鞭打つ。 ――を晒(サラ)・す 野外で死に,弔われずに放置される。
- し-かばね [0] 【屍・尸】 (「しにかばね」の意) (1) 死んだ人の体。死骸(シガイ)。かばね。「生ける―」 (2) 「尸冠(シカバネカンムリ)」に同じ。 ――に鞭(ムチ)打・つ 死んだ人の悪口を言う。死屍(シシ)に鞭打つ。 ――を晒(サラ)・す 野外で死に,弔われずに放置される。
- あかばねせん 【赤羽線】 JR 東日本の鉄道線。東京都池袋・赤羽間,5.5キロメートル。埼京線の電車が直通運転。
- いける-しかばね [2] 【生ける屍】 正常な心身作用を失って,ただ生きているだけの人。
- かばねどころ 【尸所】 死体を埋める所。墓場。また,死に場所。 「父や祖父が―とて知行せんにも/盛衰記 22」
- いけるしかばね 【生ける屍】 正常な心身作用を失って,ただ生きているだけの人。
- しかばねかんむり 【尸冠】 漢字の冠の一。「屍」「届」などの「尸」。人に関する文字を作る。かばね。しかばね。
- しかばね-かんむり [5] 【尸冠】 漢字の冠の一。「屍」「届」などの「尸」。人に関する文字を作る。かばね。しかばね。
- はっしきのかばね 【八色の姓】 ⇒やくさのかばね(八色姓)