からしゆ 意味
- 【芥子油】
芥子菜の種子を圧搾して得た半乾性の脂肪油。食用・薬用。かいしゆ。
- からし 【辛し・鹹し】 ⇒からい ; 【芥子・辛子】 〔形容詞「からし」の終止形の名詞化〕 芥子菜の種子を粉末にしたもの。黄色で辛みがある。粉末のまま,あるいは練って香辛料とし,薬用にも使う。
- あからし 【懇し】 胸のしめつけられるような気持ちである。ひどい。心に痛切に感じられるさまにいう。 「などか来ぬ,とはぬ,憎し,―・しとて/蜻蛉(下)」
- あからしま 【暴】 にわかなさま。急なさま。あかしま。あからさま。 「白狗―に出て大樹の臣を逐ふ/日本書紀(雄略訓)」
- からしあえ 【芥子和え】 芥子を加えた醤油などであえた料理。
- からしいろ 【芥子色】 くすんだ黄色。
- からしお 【鹹塩】 海水。塩水。 「痛き傷には―を注くちふがごとく/万葉 897」
- からしず 【芥子酢】 芥子を加えた加減酢。魚介類の膾(ナマス)などに用いる。
- からしづけ 【芥子漬(け)】 芥子をきかせた麹(コウジ)で漬けた漬物。ナスやキノコを漬ける。
- からして (1)〔格助詞「から」に副助詞「して」の付いたもの〕 一つの事例をあげて,全体を強めていう。…をはじめとして。 「態度―けしからん」 (2)〔接続助詞「から」に副助詞「して」の付いたもの〕 「から」を強める。…ので。 「このような時期である―,一層の努力を期待する」
- からしでい 【芥子泥】 芥子を混ぜた小麦粉に微温湯を加えて泥状にしたもの。湿布剤として消炎などに用いる。芥子膏。かいしでい。
- からしな 【芥子菜・芥菜】 アブラナ科の越年草。高さ1メートル以上に達する。茎・葉・種子に辛みがある。葉は長い柄があり,へら形。春,茎頂に黄色の十字状花を総状につける。果実は細長い長角果で,斜上する。茎・葉を煮物・漬物などとし,種子を香辛料・薬用とする。ナガラシ。﹝季﹞春。
- からし色 カラシ; 芥子色
- からし-あえ ―アヘ [0] 【芥子和え】 芥子を加えた醤油などであえた料理。
- からし-いろ [0] 【芥子色】 くすんだ黄色。
- からし-すみそ [5] 【芥子酢味噌】 芥子を加えた,酢味噌。