きもいる 意味
- 【肝煎る】
世話をする。取りもちをする。周旋する。
「お吉に立派な聟がねを―・つて恩報じを仕ようと/くれの廿八日(魯庵)」
- きもい キモい; 忌まわしい; 気持ち悪い
- きもいり 【肝入(り)・肝煎】 (1)あれこれ世話や斡旋をすること。また,その人。取りもち。 (2)江戸時代,名主・庄屋の異名。 (3)江戸幕府の職制で高家(コウケ)や旗本の寄合の上席。高家肝煎・寄合肝煎など。 (4)奉公人・遊女などを周旋すること。また,それを業とする人。
- きもいり-やど 【肝煎宿】 口入れ屋。「あなたこなたの―を頼みしに/浮世草子・武道伝来記 6」
- おもいいる 【思ひ入る】 ※一※ (動ラ四) (1)深く心に思う。 「深くなさけなく憂しと―・りたるさまも/源氏(帚木)」 (2)望んで入る。 「―・りたらむ山住みの心地/源氏(椎本)」 ※二※ (動ラ下二) 深く心にかける。 「つらきも憂きもかたはら痛き事も―・れたるさまならで/源氏(夕顔)」
- きもいりやど 【肝煎宿】 口入れ屋。 「あなたこなたの―を頼みしに/浮世草子・武道伝来記 6」
- こうけ-きもいり カウ― 【高家肝煎】 江戸幕府で高家のうちから選ばれ高家諸氏の差配にあたる者。通常三人で,月番制。
- すぎきもいち 【杉木望一】 (1586-1643) 江戸前期の俳人。伊勢神宮神楽職の家に生まれ,盲人で勾当(コウトウ)の官を得た。初期伊勢俳壇の有力な指導者で,貞徳・重頼らと交流。
- こうけきもいり 【高家肝煎】 江戸幕府で高家のうちから選ばれ高家諸氏の差配にあたる者。通常三人で,月番制。
- よりあいきもいり 【寄合肝煎】 江戸幕府の職名。若年寄の配下。定員五人。寄合{(4)}の各組を分担して管理した。
- よりあい-きもいり ―アヒ― [5] 【寄合肝煎】 江戸幕府の職名。若年寄の配下。定員五人。寄合{ (4) }の各組を分担して管理した。
- きも 【肝】 (1)肝臓。 (2)気力。胆力。度胸。 「―が太い」 (3)五臓六腑(ロツプ)。 「我(ア)が―もみ膾(ナマス)はやし/万葉 3885」 (4)工夫。思案。 「あまりに―過ぎてしてけるにこそ/沙石(七・古活字本)」 ――が据(ス)わ・る 度胸があり,めったなことでは動揺しない。 ――が太(フト)・い 勇気があって物に動じない。大胆だ。 ――に銘(メイ)・ずる
- もい 【盌】 水を盛る器。椀。 「玉―に水さへ盛り/日本書紀(武烈)」
- いる 【沃る】 そそぐ。浴びせる。 「面に水なむ〈いる〉べきとみる/蜻蛉(中)」 ; 【率る・将る】 いっしょに連れて行く。ひきつれる。伴う。 「この君達をさへや,知らぬ所に〈ゐ〉て渡し給はむと,危し/源氏(夕霧)」 ; 【射る】 〔上一段動詞「いる(射)」の五(四)段化。近世後期以降のもの〕 「射る」に同じ。 「双瞳烱々として光彩人を―・り/経国美談(竜渓)」 ;
- おもい-おもい オモヒオモヒ [4] 【思い思い】 (副) 人々がそれぞれ自分の思ったとおりに。めいめいの考えに従って。「―の衣装を身につける」「―の道を進む」
- かきも 【垣面】 垣のおもて。 「―の柴のしばしばも/太平記 35」
例文
- 中にはレイブ好きもいるか ネズミが狂乱...
- 全員嘘つきで 上手な嘘つきと下手な嘘つきしかいない 一人二人すごい嘘つきもいる
- そのため鏡文字を書く左利きもいる。
- 2年のあいだでは派手な存在で、取り巻きもいる。
- しかしおたくと犯罪性を関連付けて見る向きもいる。
- きもいる -むかつく。
- とても深い上にピラニアもどきもいる為渡河は渡し船頼り。
- また、標本を所持しているだけで満たされるというタイプの虫好きもいる。
- そのため、日本のお笑いタレントとしてのビッグ3を知らないお笑い好きもいる。
- しかし、元々が武具で、先端が鋭利であることから、青少年の愛好者が所持する事を問題視する向きもいる。