きんばえ 意味
- 【金蠅】
〔「青蠅」とも書く〕
(1)双翅目クロバエ科の昆虫のうち,体が緑・青・赤などの金属光沢をもつハエの総称。衛生害虫が多い。ギンバエ。クソバエ。
(2)クロバエ科のハエの一種。体長10ミリメートル内外。体は青緑ないし黄緑色で強い金属光沢を帯び,頭部は濃赤褐色,複眼後方は銀色。汚物・動物の死体などに集まり,成虫は伝染病を媒介することがある。世界各地に分布。ナミキンバエ。
- きん-ばえ ―バヘ [1] 【金蠅】 (「青蠅」とも書く) (1) 双翅目クロバエ科の昆虫のうち,体が緑・青・赤などの金属光沢をもつハエの総称。衛生害虫が多い。ギンバエ。クソバエ。 (2) クロバエ科のハエの一種。体長10ミリメートル内外。体は青緑ないし黄緑色で強い金属光沢を帯び,頭部は濃赤褐色,複眼後方は銀色。汚物・動物の死体などに集まり,成虫は伝染病を媒介することがある。世界各地に分布。
- にばんばえ 【二番生え】 (1)草などが一度刈ったあとにまた生えてくること。 (2)二番目のもの。(ア)次男。 「錦戸刑部が―/浄瑠璃・先代萩」(イ)後妻・継母など。「針ほどを棒とは母の―/柳多留(初)」 (3)やや愚鈍な若者。 「―の若者心玉をとられ/浮世草子・新色五巻書」
- きんば 【金歯】 金冠をかぶせた歯。
- きんばい 【金梅】 (1)黄梅(オウバイ)の異名。 (2)「金梅草」の略。
- きんばい-そう ―サウ [0] 【金梅草】 キンポウゲ科の多年草。深山の湿地や水辺に自生。高さ60センチメートル内外。葉は円心形で手形状に深裂する。夏,茎頂から数本の枝を出し,径5センチメートルほどの花を上向きにつける。萼片(ガクヘン)は広楕円形で大きく,黄色で美しい。花弁は広線形。
- きんばかり 【金秤】 金・銀・薬など,貴重なものの微小量を量るのに使うさお秤。最大,五匁(モンメ)(約18.75グラム)を限度とする。
- きんばく 【緊縛】 しっかりとしばること。
- きんばだい 【金馬代】 江戸時代,賀儀などの折に,生き馬を献上する代わりに金を贈ったこと。旗本・大名から幕府へ,幕府から朝廷へ献上され,大判一枚(黄金一〇両)が標準であった。
- きんばつ 【禁伐】 森林などの樹木を切ることを禁止すること。 「―林」
- きんばと 【金鳩】 ハト目ハト科の鳥。全長約25センチメートル。頭上は青灰色で上面は金属光沢のある緑色,下面は紫味を帯びた赤茶色。東南アジアからオーストラリア北部・東部に分布。八重山諸島だけに留鳥として生息する日本固有亜種は個体数が減少している。絶滅危惧種。
- きんばもん 【金馬門】 中国,漢代,未央宮(ビオウキユウ)の門の一。武帝は文学の士をここに出仕させ顧問とした。魯般門。金門。金馬。
- きんばら 【金原】 姓氏の一。
- きんばり 【金張り】 物の表面に金箔(キンパク)を張り付けること。また,そのもの。 「―の時計」
- きんばん 【勤番】 (1)交代で勤務すること。また,その番にあたること。 (2)江戸時代,諸大名の家来が交代で江戸・大坂の藩邸また遠方要地に勤めたこと。
- きんば-だい 【金馬代】 江戸時代,賀儀などの折に,生き馬を献上する代わりに金を贈ったこと。旗本・大名から幕府へ,幕府から朝廷へ献上され,大判一枚(黄金一〇両)が標準であった。