くだく 意味
- 【砕く・摧く】
※一※ (動カ五[四])
(1)固まっているものを,打撃や圧力を加えて細かい破片にする。かたまりを細かくする。
「氷を―・く」「土のかたまりを鍬(クワ)で―・く」
(2)勢い・熱意などを弱らせる。くじく。
「敵の野望を―・く」「運に乗じて敵を―・く時/徒然 80」
(3)難解なものをわかりやすくする。
「法律の条文を―・いて説明する」
(4)(「心をくだく」「身をくだく」などの形で)ある目的を達成するために力を尽くす。
「肝胆を―・く」「心肝を―・く」
〔「砕ける」に対する他動詞〕
‖可能‖ くだける
※二※ (動カ下二)
⇒くだける
- いい-だくだく ヰヰ― [1] 【唯唯諾諾】 (ト|タル) [文] 形動タリ 何事にもはいはいと従うさま。他人の言いなりになるさま。「―として命令に従う」
- だくだく (1)汗や血などが,盛んに流れ出て止まらないさまを表す語。 「汗が―(と)流れる」 (2)胸などがどきどきするさまを表す語。 「おなかのつかへ,―と胸に躍るをさすりさげ/浄瑠璃・淀鯉(下)」 (3)馬の駆ける足音などを表す語。 「馬ノ足音ガ―ト致ス/ロドリゲス」 ; 【諾諾】 他人の言うことに逆らわずに従うさま。 「唯々(イイ)―」
- くだくだ 長々とまとまりなく述べるさま。くどくど。 「―(と)説明する」
- いいだくだく 【唯唯諾諾】 何事にもはいはいと従うさま。他人の言いなりになるさま。 「―として命令に従う」
- くだくだしい 長すぎたり細かすぎたりしてくどい。 「―・い説明」「―・く言ふ迄もなかるべし/囚はれたる文芸(抱月)」 ﹛派生﹜——さ(名)
- くだくだしさ 平板
- くだくだ-し・い [5] (形) [文] シク くだくだ・し 長すぎたり細かすぎたりしてくどい。「―・い説明」「―・く言ふ迄もなかるべし/囚はれたる文芸(抱月)」 [派生] ――さ(名)
- うちくだく 【打(ち)砕く】 (1)打ってくだく。こなごなにする。 「石を―・く」「相手の自信を―・く」 (2)(多く「うちくだいて」の形で)わかりやすく細かく説明する。 「―・いて話す」 ‖可能‖ うちくだける
- かみくだく 【噛み砕く】 (1)かたいものを噛んで細かくする。 「豆の殻を―・く」 (2)(多くは「かみくだいて」の形で)難しいことをわかりやすくする。 「やさしく―・いて説明する」 ‖可能‖ かみくだける
- くだくらげ 【管水母】 ヒドロ虫綱クダクラゲ目の腔腸動物の総称。すべて海産。浮遊性で群体をつくり,気胞体・泳鐘・生殖体・栄養体・感触体・保護葉・触手などに分化した構造になる。毒のある刺胞をもつものも多い。カツオノカンムリ・ギンカクラゲ・カツオノエボシなど。
- すりくだく 【擂り砕く】 すって細く砕く。すりつぶす。 「錠剤を―・く」
- そくだく 【即諾】 その場ですぐ承諾すること。
- つきくだく 【搗き砕く】 (穀物などを)ついて細かくする。
- はくだく 【白濁】 白くにごること。 「液が―する」
- もくだく 【黙諾】 言葉には出さず,態度で承知したことを示すこと。黙許。 「役人も否と云はずに―して帰る/福翁自伝(諭吉)」
例文
- あの子を待っている. あいつの頭をかみくだく瞬間を夢見ながら... モロ, 森と人間が爭わずに住む道はないのか?
- あの子を待っている. あいつの頭をかみくだく瞬間を夢見ながら... モロ, 森と人間が爭(あらそ)わずに住む道はないのか?
- だくだくは、落語の噺のひとつ。
- 「だくだくパンパン♪」で、だくパン姉さんを担当。
- 以後数回、国内を移転するが、毎回異なる環境への対応へ心をくだく。
- つゆだくだく - 現在原則としてこの様な特殊オーダーは存在しない。
- 『だくだく』:店賃の関係で引越をし、ガランドウな自宅を書割を使って豪勢に。
- また、つゆだくだくという、さらに多めにつゆを盛り付けた状態を指す言葉もある。
- くさタイプの強力な物理技「パワーウィップ」や、見た目どおり「かみくだく」を覚える。
- 時に、「つゆだくだくだくだくだく」のように、「だく」を多くして、つゆをとても多くしてもらう人も稀に居る。