くだし 意味
- 【下し】
〔動詞「下す」の連用形から〕
(1)下剤。下し薬。
「尼子・佐竹の―を与へて程なく癒えにけり/仮名草子・浮世物語」
(2)目上の人から下された言葉。
「これ,目の当りにて参らせよと侍りつる―の侍りつれば/宇津保(国譲下)」
- くだくだしい 長すぎたり細かすぎたりしてくどい。 「―・い説明」「―・く言ふ迄もなかるべし/囚はれたる文芸(抱月)」 ﹛派生﹜——さ(名)
- くだくだしさ 平板
- あげくだし 【上げ下し】 嘔吐(オウト)したり,下痢をしたりすること。はきくだし。
- あげ-くだし [0] 【上げ下し】 嘔吐(オウト)したり,下痢をしたりすること。はきくだし。
- あたま-くだし 【頭下し】 (1) 頭上からあびせかけるさま。「段平(ダンビラ)引き抜き―に切つてかかる/咄本・大黒柱」 (2) 「頭ごなし」に同じ。
- かきくだし 【書(き)下し】 (1)書きくだすこと。また,書きくだしたもの。 (2)中世の古文書の一様式。守護以下の武士に広く用いられた直状(ジキジヨウ)形式の下達文書。書下状。書下文(ブミ)。
- かき-くだし [0] 【書(き)下し】 (1) 書きくだすこと。また,書きくだしたもの。 (2) 中世の古文書の一様式。守護以下の武士に広く用いられた直状(ジキジヨウ)形式の下達文書。書下状。書下文(ブミ)。
- くだしぶみ 【下文】 上位者の意志を下位者に伝える公文書。冒頭に「下」と書き,普通は,その下にあて先を記す。院庁下文・摂関家政所(マンドコロ)下文・将軍家政所下文など,平安・鎌倉時代に多く用いられた。
- くだし-ぐすり [4] 【下し薬】 下剤
- くだし-ぶみ [0] 【下文】 上位者の意志を下位者に伝える公文書。冒頭に「下」と書き,普通は,その下にあて先を記す。院庁下文・摂関家政所(マンドコロ)下文・将軍家政所下文など,平安・鎌倉時代に多く用いられた。
- そまくだし 【杣下し】 杣木を筏(イカダ)に組んで川を流し下すこと。
- そま-くだし [3] 【杣下し】 杣木を筏(イカダ)に組んで川を流し下すこと。
- はきくだし 【吐き下し】 吐いたり下したりすること。吐瀉(トシヤ)。
- はき-くだし [0] 【吐き下し】 (名)スル 吐いたり下したりすること。吐瀉(トシヤ)。
- はらくだし 【腹下し】 (1)下痢(ゲリ)をすること。はらくだり。 (2)下剤。
例文
- 裁判官は、その囚人が無罪だと結論をくだした。
- ウチもやばいぜ 警察にも顔が利くだし
- あッ せっかくだし また貸してやろうか?
- せっかくだし お茶でも一緒にどうですか?
- 確かにこの近くだし お客でもないね
- せっかくだし 皆さんで撮りましょう
- 早くだしてくれ - パパは...
- せっかくだし フェリー乗って大島まで行こうよ
- せっかくだし 弾けるようになりたいと思って。
- あら行きなさいよ せっかくだし