くだら 意味
- 【百済】
(1)朝鮮古代の三国の一。四世紀半ば,馬韓(バカン)北部に成立。のち高句麗(コウクリ)に圧迫され半島西南部へ移動。王族は高句麗系の夫余族といわれる。日本との関係が深く,仏教など大陸文化を伝え,日本古代文化の形成に大きな影響を与えた。660年に唐・新羅(シラギ)の連合軍に滅ぼされた。ひゃくさい。
〔「くだら」は日本における称で,大村を意味する古代朝鮮語によるという〕
(2)古代,朝鮮からの渡来人の住んだことから名付けられた地名。(ア)奈良県北葛城(カツラギ)郡広陵町の地名。(イ)大阪市生野区あたりと推定されている古郡名。
- くだら∘ない [0] 【下らない】 (連語) 問題にするだけの内容や価値がない。とるに足りない。つまらない。「―∘ない本」「―∘ない洒落」「―∘ない人間」 [派生] ――なさ(名)
- くだら∘ぬ [0] 【下らぬ】 (連語) 「くだらない」に同じ。「―∘ぬことを言うな」
- くだら∘ん [0] 【下らん】 (連語) 「くだらぬ」の転。
- くだらがく 【百済楽】 三韓(サンカン)楽の一。百済から伝来した舞楽で,箜篌(クゴ)・横笛・莫目(マクモ)などで演奏する。平安時代,右楽(ウガク)に編入された。
- くだらがわ 【百済川】 奈良県北葛城郡広陵町百済の地を流れる曾我川の部分呼称。
- くだらごと 【百済琴】 ⇒箜篌(クゴ)
- くだらない 【下らない】 問題にするだけの内容や価値がない。とるに足りない。つまらない。 「―ない本」「―ない洒落」「―ない人間」 ﹛派生﹜——なさ(名)
- くだらなさ ナンセンス; つまらなさ
- くだらぬ 【下らぬ】 「くだらない」に同じ。 「―ぬことを言うな」
- くだらん 【下らん】 「くだらぬ」の転。
- くだら-がく [3] 【百済楽】 三韓(サンカン)楽の一。百済から伝来した舞楽で,箜篌(クゴ)・横笛・莫目(マクモ)などで演奏する。平安時代,右楽(ウガク)に編入された。
- くだら-がわ ―ガハ 【百済川】 奈良県北葛城郡広陵町百済の地を流れる曾我川の部分呼称。
- くだら-ごと [4] 【百済琴】 箜篌
- くだら-の-みや 【百済宮】 舒明天皇の皇居。奈良県北葛城郡広陵町百済の地と推定される。
- くだらのみや 【百済宮】 舒明天皇の皇居。奈良県北葛城郡広陵町百済の地と推定される。
例文
- 私達はくだらない議論に巻き込まれた。
- こんなくだらない質問をする勇気はないよ。
- 二人ともくだらない喧嘩はやめろよ。
- 私はくだらない議論に巻き込まれた。
- 生徒たちはくだらない質問で先生を困らせた。
- パリ症候群というくだらない精神疾患がある。
- くだらないことで喧嘩すんなよ。
- くだらない話はもうたくさんだ。
- いい加減そのくだらない考えは捨てられないのか?
- あれはくだらない冗談だった。