けい 意味
- 【褻居】
主人が普段いるところ。居間。小座敷。
「なつかしく思はれけるにや,額突きしたる―に呼び入れて/沙石 1」
- 【兄】
※一※ ① (名)
兄弟のうちの,年長の男性。あに。
⇔弟(テイ)
※二※ ① (代)
二人称。男子が手紙などで親しい先輩・同輩を敬っていう語。きみ。
「―のご意見をお聞かせ下さい」
※三※ (接尾)
男子が手紙などで,先輩・同輩の氏名につけて,敬意を表すのに用いる。
「佐藤―」
――たり難(ガタ)く弟(テイ)たり難し
〔世説新語(徳行)〕
優劣をきめがたい。同じ位の力量である。
- 【刑】
法律や規則によって科せられる罰。刑罰。
「五年の―に処す」「―を科す」
――の疑わしきは軽くせよ
〔書経(大禹謨)「罪疑惟軽,功疑惟重」から〕
犯した罪のはっきりしない者を罰するときは軽い刑にするほうがよい。
――の時効(ジコウ)
刑の言い渡しを受けてそれが確定したのち,刑の執行を受けずに一定の期間が経過した場合,刑の執行が免除される制度。公訴の時効とは異なる。
- 【圭】
古代中国の儀礼用の玉器の一。天子が諸侯や使者のしるしとして与え,また,祭祀(サイシ)などに用いた。下が四角柱で,上部がとがっている。
- けい-けい (副) 犬・シカ・キジなどの鳴き声を表す語。「犬いられて―となきてはしるを/著聞 9」
- けいけい 【荊渓】 〔その居住した地名から〕 湛然(タンネン)のこと。荊渓尊者。 ; 【煢煢】 孤独なさま。頼るところのないさま。 「孤影―たる自国艦隊/此一戦(広徳)」 ; 【熒熒】 (灯火・蛍などの小さな火が)光り輝くさま。 「―たる孤灯の前/天うつ浪(露伴)」 ; 【炯炯・烱烱】 (目が)鋭く光るさま。 「眼光―として人を射る」「―たるまなこ」 ; 【軽軽】
- けいしゃ-けい [0] 【傾斜計】 (clinometer) (1) 地表面の傾きを測定する計器。 (2) 航空機の計器。加速度の方向に対する傾斜度や地面に対する機体の傾斜度を測定する。
- しんけい-けい [0] 【神経系】 神経を構成する一系の器官。脳と脊髄からなる中枢神経系と,脳および脊髄から出て全身に分布する末梢神経系とからなる。
- あい-けい [0] 【愛敬】 (名)スル 心から敬うこと。敬愛。「余は其の詩人を―するなり/欺かざるの記(独歩)」 あいぎょう
- あけい 【阿兄】 〔「阿」は親しみを表す語〕 お兄さん。
- あ-けい [1] 【阿兄】 (「阿」は親しみを表す語) お兄さん。
- いけい 【怡渓】 (1644-1714) 江戸前・中期の僧・茶人。号,宗悦。大徳寺第二五四世住持。江戸東海寺高源院の開山。片桐石州に茶を学ぶ。のち,自らを祖として石州流怡渓派をたてる。 ; 【畏敬】 心からおそれ敬うこと。 「―の念を抱く」「―する人物」 ; 【異形・異型】 普通とは違ったかたち。 ; 【異系】 系統が違うこと。 ⇔同系 ; 【縊刑】 絞首刑。絞罪。
- いっ-けい [0] 【一景】 (1) (観賞に値する)一つの風景・景物。 (2) ちょっとした趣向。また,その面白さ。一興。「此道の―なり/浮世草子・禁短気」
- い-けい [0] 【異系】 系統が違うこと。 同系
- うけい 【祈・誓・誓約】 古代の占いの一。あらかじめ定めた二つの事柄のどちらが起こるかによって,吉凶や正邪,また事の成否などを判断する。 「―の中に,必ず当に子を生むべし/日本書紀(神代上訓注)」 ; 【右傾】 保守的・国粋主義的になること。右翼的な傾向を強くすること。 ⇔左傾 「―した政策」
- うら-けい [0] 【裏罫】 印刷に用いる罫線の一。表(オモテ)罫に比べて太い。太罫(フトケイ)。 表罫
- うん-けい [0] 【雲形】 (1) 雲の形。 雲級 (2) 「くもがた(雲形)」に同じ。
例文
- 欠点ゆえにそれだけいっそう彼が好きだ。
- 劇のこっけいな場面はやり過ぎであった。
- 私のとけいは時間が正確ではありません。
- 私の事によけいな口出しをしないでくれ。
- 彼女は六歳でピアノのけいこを始めた。
- 彼女はピアノのけいこで上達が早いだろう。
- 父はその会社にいくらかかんけいしている。
- 私はこのことはかんけいありません。
- けいこは枕に顔をうずめて泣いた。
- 彼女はその男の弱点につけいった。