さがない 意味
- (1)(多く「口さがない」の形で)他人が気を悪くしたり迷惑がるようなことを平気で言うさま。
「口―・い世間のうわさ」
(2)性質が悪い。
「―・きえびす心/伊勢 15」
(3)いたずらだ。手に負えない。
「―・きわらはべどもの仕りける/徒然 236」
- 口さがない くちさがない ⑤ 他人のことを,あれこれ口うるさく批評するのが好きである。口うるさい。 「―・い連中」 ﹛派生﹜——さ(名)
- くちさがない 【口さがない】 他人のことを,あれこれ口うるさく批評するのが好きである。口うるさい。 「―・い連中」 ﹛派生﹜——さ(名)
- さがな (形容詞「さがなし」の語幹)
- くち-さがな・い [5] 【口さがない】 (形) [文] ク くちさがな・し 他人のことを,あれこれ口うるさく批評するのが好きである。口うるさい。「―・い連中」 [派生] ――さ(名)
- さがなぐち 【さがな口】 悪口(ワルクチ)。 「鬼の子とは清女(セイジヨ)の―/露団々(露伴)」
- さがなめ 【さがな目】 意地の悪い目。あらさがしをする目。 「げにそれは,翁らが―にも,ただ人とは見えさせ給はざめり/大鏡(藤氏物語)」
- さがなもの 【さがな者】 性質のよくない人。性悪(シヨウワル)者。 「―,ねたういらへたなり/落窪 2」
- さがな口 さがなぐち ③ 悪口(ワルクチ)。 「鬼の子とは清女(セイジヨ)の―/露団々(露伴)」
- さがな目 さがなめ 意地の悪い目。あらさがしをする目。 「げにそれは,翁らが―にも,ただ人とは見えさせ給はざめり/大鏡(藤氏物語)」
- さがな者 さがなもの 性質のよくない人。性悪(シヨウワル)者。 「―,ねたういらへたなり/落窪 2」
- さがな-ぐち [3] 【さがな口】 悪口(ワルクチ)。「鬼の子とは清女(セイジヨ)の―/露団々(露伴)」
- さがな-め 【さがな目】 意地の悪い目。あらさがしをする目。「げにそれは,翁らが―にも,ただ人とは見えさせ給はざめり/大鏡(藤氏物語)」
- さがな-もの 【さがな者】 性質のよくない人。性悪(シヨウワル)者。「―,ねたういらへたなり/落窪 2」
- あがない 【贖い】 罪や過ちの償いをすること。また,そのために差し出すもの。贖罪(シヨクザイ)。つぐない。 「罪の―をする」
- かいがない 効果がない; しょうがない
例文
- え~と、僕の家では十分な広さがないな。
- 道をふさがないで先にどんどん歩いて!
- どうか先に進んで道をふさがないで下さい。
- 彼女の態度は気取りやわざとらしさがない。
- 私にはやり続けるだけの強さがない。
- 彼は商売で成功するだけの押しの強さがない。
- 彼には商売で成功できるだけの押しの強さがない。
- 彼の性格には勤勉さがない。
- ここはトムとメアリーの二人がいられる十分な広さがない。
- 言いかえると、生来の温かさがない限り信頼性は不可能だ。