さらばえる 意味
- 〔四段動詞「さらばう」の下一段化〕
「さらばう」に同じ。多く他の語と複合して用いられる。
「やせ―・える」「老い―・える」
- おいさらばえる 【老いさらばえる】 年老いてやせ衰える。 「すっかり―・えて昔の面影もない」
- やせさらばえる 【痩せさらばえる】 ひどくやせて衰える。やせさらぼう。 「―・えた捨て犬」
- 痩せさらばえる やせさらばえる ⑥ ひどくやせて衰える。やせさらぼう。 「―・えた捨て犬」
- 老いさらばえる おいさらばえる ⑥ 年老いてやせ衰える。 「すっかり―・えて昔の面影もない」
- おい-さらば・える ―サラバヘル [6] 【老いさらばえる】 (動ア下一) 年老いてやせ衰える。「すっかり―・えて昔の面影もない」
- さらば・える サラバヘル [4] (動ア下一) (四段動詞「さらばう」の下一段化) 「さらばう」に同じ。多く他の語と複合して用いられる。「やせ―・える」「老い―・える」
- やせ-さらば・える ―サラバヘル [6] 【痩せさらばえる】 (動ア下一) ひどくやせて衰える。やせさらぼう。「―・えた捨て犬」
- さらば 【然らば】 〔動詞「然(サ)り」の未然形に助詞「ば」が付いたもの〕 ※一※ (接続) (1)それならば。それでは。 「―これまでと観念する」「―ゆるしてよとて,ゆるされにけり/宇治拾遺 4」 (2)(下に打ち消しの語を伴って)それなのに。ところが。 「法師どもに具しておはしけるが,―急ぎも歩み給はで/平家 8」 ※二※ (感) 人と別れる時の挨拶(アイサツ)の言葉。さようなら。
- おさらば ※一※ (名) 別れること。縁を切ること。 「高校生活とも―だ」「ロンドンに―する」 ※二※ (感) 別れるときの挨拶(アイサツ)の語「さらば」を丁寧にいう語。 「いざ,―」
- お-さらば [2] ■一■ (名)スル 別れること。縁を切ること。「高校生活とも―だ」「ロンドンに―する」 ■二■ (感) 別れるときの挨拶(アイサツ)の語「さらば」を丁寧にいう語。「いざ,―」
- さらばかり 【皿秤・盤秤】 はかる物をのせる皿のあるはかり。台ばかりなど。
- さらばがき 【然らば垣】 京都の遊里島原の総門の外にあった垣。遊女が客を送ってきて別れをするところから。
- さらばち 【皿鉢】 どんぶりや鉢などの浅いもの。
- さらば・う サラバフ (動ハ四) (1) 「さらぼう{ (1) }」に同じ。 [書言字考節用集] (2) 「さらぼう{ (2) }」に同じ。「ヤセ―・ウ/ヘボン(三版)」
- さらば-がき [3] 【然らば垣】 京都の遊里島原の総門の外にあった垣。遊女が客を送ってきて別れをするところから。