さんじょう 意味
- 【三条】
新潟県中部,信濃川(シナノガワ)に臨む市。江戸時代の金物鍛冶(カジ)に始まる金物工業が発達。法華宗総本山本成(ホンジヨウ)寺がある。
- 【三条】
平安京の条坊の一。また,東西に通ずる大路の名。三条大路。
- 【三上】
〔欧陽脩「帰田録」〕
文章を練るのに最適の三つの場所。すなわち,馬上・枕上(チンジヨウ)・厠上(シジヨウ)。
- 【三乗】
(1)〔数〕 同じ数や式を三度かけ合わせること。立方。
(2)〔仏〕
〔「乗」は迷いの此岸から悟りの彼岸へ衆生(シユジヨウ)を渡す乗り物の意〕
衆生が煩悩(ボンノウ)の世界から菩提の世界に達する三つの方法。声聞乗・縁覚乗・菩薩乗の総称。
→一乗
- さんじょうき 【三畳紀】 〔Triassic period〕 地質時代の中生代を三分した場合の最初の時代。現在より約二億四千七百万年前から約二億一千二百万年前までの期間。爬虫類やアンモナイトが栄えた。トリアス紀。
- さんじょう-いん サンデウヰン 【三条院】 京都三条の北堀川西大宮東にあった邸宅。三条天皇の仙洞だったが,天皇崩御の後は荒廃したと思われる。
- さんじょう-き サンデフ― [3] 【三畳紀】 (Triassic period) 地質時代の中生代を三分した場合の最初の時代。現在より約二億四千七百万年前から約二億一千二百万年前までの期間。爬虫類やアンモナイトが栄えた。トリアス紀。
- さんじょう-こう ―ジヤウカウ [0] 【山上講】 山上ヶ岳にある蔵王権現に参詣する講。行者講。
- さんじょう-こん [3] 【三乗根】 「立方(リツポウ)根」に同じ。
- さんじょう-さま ―ジヤウ― [6] [5] 【山上様】 役小角(エンノオヅノ)の異名。
- さんじょう-もの サンデウ― [0] 【三条物】 京都三条の刀工,宗近(ムネチカ)の一派が鍛えた刀剣。
- せんじょう-さん センジヤウ― 【船上山】 鳥取県中部,大山(ダイセン)火山群の北部にある溶岩台地。海抜616メートル。1333年,隠岐から脱出した後醍醐天皇を迎え,名和長年が挙兵した所。せんじょうせん。ふなのうえやま。
- さんじょうわさん 【三帖和讃】 親鸞晩年の作,浄土和讃・浄土高僧和讃・正像末浄土和讃の三部の総称。
- さんじゅ-じょうかい ―ジヤウカイ [1] 【三聚浄戒】 (仏) 地持経・瓔珞経などに見られる三種の菩薩戒。摂律儀戒(シヨウリツギカイ)(一切の悪を捨て去ること)・摂善法戒(一切の善を実行すること)・摂衆生戒(一切の衆生(シユジヨウ)にあまねく利益を施すこと)の総称。三聚戒。
- さんじょういん 【三条院】 京都三条の北堀川西大宮東にあった邸宅。三条天皇の仙洞だったが,天皇崩御の後は荒廃したと思われる。
- さんじょうがたけ 【山上ヶ岳】 奈良県南部,大峰山脈北部の主峰。海抜1719メートル。山容高峻で,古来山岳信仰の霊地。山頂に修験道の根本道場大峰山寺がある。今も女人禁制。吉野熊野国立公園の一部で,高山植物・鳥類などの宝庫。大峰山(オオミネサン)。
- さんじょうがわら 【三条河原】 京都市を流れる鴨川の三条通り付近の河原。
- さんじょうこう 【山上講】 山上ヶ岳にある蔵王権現に参詣する講。行者講。
- さんじょうこかじ 【三条小鍛冶】 ⇒宗近(ムネチカ)
例文
- 白山城(はくさんじょう)は、日本の城。
- 三条殿(さんじょうどの)は、女性の名前。
- 三乗根(さんじょうこん)とも云う。
- 三条(さんじょう):教頭。
- 古処山城(こしょさんじょう)とは、日本の城である。
- 三条通り(さんじょうどおり)は、奈良県奈良市にある街路。
- 三条大橋(さんじょうおおはし)は京都市にある三条通の橋。
- あくたがわさんじょう)は大阪府高槻市の三好山にあった城。
- 光明子(こうみょうし)、藤三娘(とうさんじょう)ともいう。
- 三条城(さんじょうじょう)は、現在の新潟県三条市にあった城。