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しきぶ 意味

読み方:
"しきぶ"の例文"しきぶ"の英語"しきぶ"中国語の意味

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  • 【式部】
    (1)「式部省」の略。
    (2)明治初期の太政官制で,式部局(のち式部寮と改称)に属し,儀式をつかさどった官。
    (3)女官の呼び名。紫式部・和泉式部など。
    (4)〔(3)から〕
    女房のこと。
    「子産まぬ―の老いの果て/梁塵秘抄」

  • いずみ-しきぶ    イヅミ― 【和泉式部】 平安中期の女流歌人。大江雅致(マサムネ)の女(ムスメ)。和泉守橘道貞と結婚,小式部内侍を生む。冷泉院の皇子為尊(タメタカ)親王(977-1002)・敦道(アツミチ)親王(981-1007)の寵(チヨウ)を受け,両親王薨御(コウギヨ)後は,一条天皇中宮彰子に出仕。のち,藤原保昌(958-1036)と再婚,夫の任地で没。恋の哀歓を直截(チヨクセツ)に詠んだ女性として名
  • しきぶかん    【式部官】 もと,宮内省の式部職の職員。祭典・儀式などをつかさどった。
  • しきぶとん    【敷(き)布団】 寝るとき下に敷く布団。 ⇔掛け布団
  • しきぶぶし    【式部節】 古浄瑠璃の一。貞享・元禄(1684-1704)頃,江戸の広瀬式部太夫の始めたもの。典雅な曲風で,河東節に影響を与えた。
  • しきぶん    【式文】 キリスト教会の礼拝で,司式者や会衆が唱えたり歌ったりするために定められた文章。カトリック教会では固有文と通常文に分かれる。
  • しきぶん-でん     [3] 【職分田】 律令制で,大納言以上,在外諸司(大宰府官人・国司)・郡司に官職に応じて支給された田。大宝令では在外諸司のものを公廨田(クゲデン),他を職田といって区別したが,養老令で職分田に統一した。
  • しきぶ-かん    ―クワン [3] 【式部官】 もと,宮内省の式部職の職員。祭典・儀式などをつかさどった。
  • しきぶ-きょう    ―キヤウ [3] [0] 【式部卿】 律令制で,式部省の長官。正四位下。平安以後,親王が任じられた。
  • しきぶ-きょく     [3] 【式部局】 1871年(明治4)設置された太政官の一局。儀式・図書の事務をつかさどった。翌年式部寮と改称。
  • しきぶ-しょう    ―シヤウ [3] 【式部省】 律令制で,八省の一。左弁官に属し,礼式および文官の人事全般をつかさどり,大学寮・散位寮を管轄した。式部。のりのつかさ。のんのつかさ。
  • しきぶ-しょく     [3] 【式部職】 (1) 宮内省の一部局。1884年(明治17)式部寮を改称して設置。宮中の祭典・礼式・交際・雅楽などをつかさどる。 (2) 宮内庁の一部局。皇室の儀式・交際・翻訳・狩猟・雅楽のことにあたる。
  • しきぶ-ぶし     [0] 【式部節】 古浄瑠璃の一。貞享・元禄(1684-1704)頃,江戸の広瀬式部太夫の始めたもの。典雅な曲風で,河東節に影響を与えた。
  • しきぶ-りょう    ―レウ [3] 【式部寮】 1872年(明治5)式部局を改称したもの。式部職の前身。
  • いずみしきぶ    【和泉式部】 平安中期の女流歌人。大江雅致(マサムネ)の女(ムスメ)。和泉守橘道貞と結婚,小式部内侍を生む。冷泉院の皇子為尊(タメタカ)親王(977-1002)・敦道(アツミチ)親王(981-1007)の寵(チヨウ)を受け,両親王薨御(コウギヨ)後は,一条天皇中宮彰子に出仕。のち,藤原保昌(958-1036)と再婚,夫の任地で没。恋の哀歓を直截(チヨクセツ)に詠んだ女性として名高い。生没年未
  • えびちゃ-しきぶ     [5] 【葡萄茶式部】 (明治30年代にえび茶色の袴が女学生の間で流行したことから) 女学生の異名。

例文

  • 尸棄仏(Sikhin しきぶつ)、式などとも音写する。
  • 和泉式部(いずみしきぶ、生没年不詳)は平安時代中期の歌人。
  • 式部省(しきぶしょう)は、日本の律令制における八省のひとつ。
  • 通称は源六郎(げんろくろう)、式部 (しきぶ)、左兵衛(さへえ)。
  • 紫式部(むらさきしきぶ、生没年不明)は、平安時代中期の女性作家、歌人。
  • 式部命婦(しきぶのみょうぶ、生没年不詳)は、平安時代中期の女官・歌人。
  • 通称は長蔵(ながぞう)、官位は従五位下・式部少輔(しきぶしょうゆう)。
  • 紫式部日記(むらさきしきぶにっき)は紫式部によって記された日記とされる。
  • 首謀者と目された人物の名前から竹内式部一件(たけうちしきぶいっけん)とも。
  • 自身が主催する自身のファンクラブ、「ざしきぶた倶楽部」(通称「ざぶ通」)が存在する。
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