じばん 意味
- 【地盤】
(1)地殻の表層部,地表からある深さまでの土層または地層。ちばん。
「雨のため―がゆるむ」
(2)(自然の大地に対して)施設・建造物などを支える基礎となる土地。
「―を固める」
(3)活動のための足場や勢力範囲。ちばん。
「広い―を有する」「農村部に―を築く」
- いちじばん 【一字版】 近世初期に行われた木活字版。一枚の板に多くの字を彫る「整版」に対して,一字ずつ彫られた木の活字を組み合わせて製版するもの。文禄・慶長の役後,朝鮮から持ち帰った銅活字が,日本での活字の始まり。植字版(ウエジバン)。
- うえじばん 【植(え)字版】 (板に字を彫る整版に対して)活字を組んで作った印刷版。活版。一字版。 〔朝鮮から室町時代に伝来,木活字や銅活字を用いた。鉛活字による活版印刷は江戸末期に始まる〕
- けいじばん 【掲示板】 文書を掲示するための板。
- しじばん 【指示板】 a finger post;a notice board.
- じばん-えきか ヂ―クワ [4] 【地盤液化】 クイックサンド
- じばん-ちんか ヂ― [4] 【地盤沈下】 (1) 地下水・天然ガスの採取,もしくは自然的な原因などにより,地表面が沈下する現象。 (2) 今まで保持していた勢力が衰えること。
- つじばん 【辻番】 (1)江戸時代,江戸市中の辻々に幕府や大名・旗本が自警のために設けた番所。町方で維持したものは自身番といった。1629年辻斬り防止のため設置したのに始まる。辻番所。 (2)「辻番人」に同じ。
- もじばん 【文字盤】 (1)時計や計器の,数字や目盛りを記した盤。 (2)タイプライター・写真植字機などの,文字の配列を記した盤。
- じばんえきか 【地盤液化】 ⇒クイックサンド
- じばんちんか 【地盤沈下】 (1)地下水・天然ガスの採取,もしくは自然的な原因などにより,地表面が沈下する現象。 (2)今まで保持していた勢力が衰えること。
- じんこう-じばん ―ヂ― [5] 【人工地盤】 人工的に作られた建設用の地盤。都市部など土地利用の有効化を図るために,既存構造物で容積率に余裕がある空間に建設し,その上部に建築物を建てる場合が多い。
- つじばんしょ 【辻番所】 「辻番{(1)}」に同じ。
- つじばんづけ 【辻番付】 歌舞伎の番付の一。興行の宣伝のため,演目・配役などを記した一枚摺(ズ)りのもの。ひいき先などに配り,市中の辻々に貼り出した。配り番付。櫓下(ヤグラシタ)番付。
- つじばんにん 【辻番人】 辻番所に勤務して,街路の警護に当たった人。辻番。
- つじばん-ひばち [5] 【辻番火鉢】 (辻番がよく用いたところから) 行火(アンカ)の一種。小火鉢を横向きの小箱に入れたもの。